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2011年6月19日   百万石賞 (金沢競馬)  

金沢競馬   第10レース   高くそびえ立つジャングルスマイルの牙城!
鍛冶 匠

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新旧勢力の激突や、夏場が近づき体調管理が難しいことから俗に「荒れる百万石」とも言われているレース。今年はジャングルスマイルという絶対的な王者がおり、臨戦過程からも死角を探すのは難しい。ナムラアンカーゴールデンミションキタイセユニバースら脇役も堅調、固い決着になりそうか?

◎は⑧ジャングルスマイル。金沢に転入後は23戦18勝2着4回という驚異的な成績。連を外したのも昨年のJBCの一戦だし、負けた4戦は元中央オープン馬のタートルベイが相手だったり、自身のデキが悪かったりした時のみ。今季も初戦こそデキ一息で落としたが、その後はライバルたちを寄せ付けずに完勝で3連勝。ここを目標に順調な仕上がりを見せ、ローテーションも予定通り。距離や展開に不安もないし、これといった死角が見当たらない。連覇達成が濃厚だ。

○は⑪ナムラアンカー。昨年の岩手ダービーグランプリで2着の若武者。今季初戦のスプリングCでジャングルに土を付けたのも記憶に新しいところ。その後は調子を取り戻したジャングルに完敗、前走ではゴールデンミションにも負けたが、この馬の持ち味はスタミナで、距離が2300mに延びる今回こそが本領発揮の舞台。大一番でこそといったタイプの馬なので、打倒ジャングルの一番手に挙げたい。

▲は③ゴールデンミション。昨年も無敗だったジャングルの連勝を止めたのがこの馬で、展開が嵌った時に発揮する力は侮れないものがある。今季はワンパンチ足りないレースが続いていたが、ここにきて急上昇。近2戦は好走時を彷彿させる非常に渋太い内容だった。ジャングルやナムラを徹底マークから競り落とすケースを想定しておきたい。

△は⑦キタイセユニバース。展開や距離に関わらず確実に一脚使え、非常に堅実。ジャングルには一度も先着したことがないように、力関係では分が悪いが、先行する有力処が潰し合い、この馬に展開が向くという可能性は十分に考えられる。軽めから一転本馬場でビッシリ追い切りも消化、2~3着という意味なら、外せない。

注は⑨ヒカルハナミチ。出遅れた前走だがゴールデンミションナムラアンカーと小差の3着。底を見せていない4歳で、元々が長距離志向だけに2300mも苦にはしまい。力関係がハッキリしている他馬より面白く、既成勢力に割って入るならこの馬だろう。

おすすめ買い目

馬単 8→11 8→3 8→7 8→9

 

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