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2011年6月16日   大阪発刊30周年記念日刊ゲンダイ杯 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   復調ムード漂うマルサンチーフの一撃!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

sonoda02.jpg今回はマルサンチーフに注目。近走はレース直前に挫跖してしまったり、追い切り後に脚部不安が出たりと、なかなか体調が整わなかったが、この中間は久々に順調な調整過程がこなせており、最終追い切りも調子アップを窺わせる動きだった。ここは変わり身に期待したい。コスモトノは距離にやや不安はあるが、前走も同距離で2着に来ており、順当なら勝ち負け圏内。他ではシャムシールウルトライエローツルマルホクト辺りも時計的には差はなく、展開ひとつでチャンス十分。先手が取れればツルマルメジャーの一発も。

マルサンチーフ…最近は体調面を考慮して控えめな調教が続いていたが、ここに来て状態が良化。それに伴い今回は久々に長めからビッシリと追い切りを消化。まだ幾らか重たさは感じられたが、近走の中では一番動けており、漸く上向いてきたように感じる。元々は重賞で2番人気にまで指示されたほどの馬。力さえ出し切れれば今回の手薄なA1メンバーならアッサリ決めて不思議はない。

コスモトノ…一時精細を欠く内容が続いていたが、近走は完全に息を吹き返した感がある。パドックの気配も一時おとなしくなりすぎていた感があったが、最近はいい意味でのウルサさが戻ってきている。折り合い面に難しい部分があるだけに、ベストは1400m戦のようにも思えるが、前走1700m戦も勝ち馬が強すぎた感があり、結果2着なら悪くない内容と言える。今回は斤量も同条件勝ちを挙げた前々走と同じ56㌔に戻った。巻き返しのチャンスは十分だ。

シャムシール…前走のJRA交流戦は中団から早めに捲って行ったが、4コーナー付近で脚色一杯に。相手が強かった部分もあるが、馬場や展開面に泣かされた部分も多少含んでおり、今回の自己条件に戻れば巻き返しが期待できそう。今回適鞍の川原騎手(6戦4勝)に戻ったのも心強い点だ。

ウルトライエロー…前走はスタートから積極的にハナを奪うと、最後まで脚色は衰えず終始余裕の内容だった。馬場が軽かったにせよ、走破時計も優秀で、ここ2走戦ってきた相手を考えれば、昇級のここでも勝機は十分ありそう。ただ、斤量の都合で今回は主戦の木村騎手から乗り替わり。その点が何とも痛い。

ツルマルホクト…上記シャムシール同様、今回の自己条件戦なら見直せそうな一頭。近2走の成績を考慮すれば、シャムシールよりむしろ評価は上。ただ、前々走辺りから疲れが溜まってきているようで、調教が控えめなモノとなってしまっている点が気懸かり。故に今回は評価が上げづらかった。

ツルマルメジャー…A2クラスへ降級で勝機到来かと思われたが、結局勝ち切れずに前々走からA1へ再編入。ここ2走の成績は5→4着とマズマズではあるが、ペースアップで毎回置かれる面が目に付く。自身が先手を取って、淀みないペースが作れれば一発も有り得そうだが、評価としては穴。

おすすめ買い目

馬単 9→5 5→9 9→1 1→9 9→2 9→10 9→11 5→1 1→5

 

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