Odds Park 競馬

本日のメインレースは重賞・ダービーウィーク・岩手ダービー「ダイヤモンドカップ」（３歳、ダート２０００ｍ）。トライアルの七時雨賞を圧巻の内容で完勝したベストマイヒーローは岩手の３歳ダート戦線では敵なし。ここも断然の本命。焦点は２着争いに絞られそうだが、前走の転入初戦を逃げ粘ったヤマトスバル、潜在能力の高いトーホクスピリットが有力。前走５着のドキドキも押さえておきたい。

ベストマイヒーロー…前走の七時雨賞は４か月の休養明けとなるだけに、うるさい面を見せるかどうか懸念されたが、パドックでも暴れることなく気性面での成長がうかがえた。レース内容は圧巻、スタートからすんなり２番手につけ４コーナー馬なりで逃げるヤマトスバルに並びかけ、直線手綱を持ったままで１００ｍ切ってから少し追い出して優勝。まったく後続を相手にしない内容だった。岩手３歳戦線ではライバルなしの状態だ。

ヤマトスバル…七時雨賞ではスタートから積極的は走りを見せ単騎逃げを敢行。ベストマイヒーローにかぶせられても粘り強い走りで２着に健闘した。ここはさらに距離が伸び２０００ｍのレースとなるが、前走の内容を見ると対応は可能な印象。後はすんなりと先手が取れるかどうかだけ。

トーホクスピリット…七時雨賞ではまだ６分ほどの仕上がり、前走でもまだ余裕残しといった印象だった。同じレースを走ったジーグランディを基準にすると前走の方が差があいていて上昇度合いに関して少々気になるが、ここにきて攻め馬のピッチが上がり、併せ馬でびっしり気合いを掛けられムードはかなり良い。さすがにベストマイヒーローを負かすところまではいかないかもしれないが、好走の期待は十分持てる。

ドキドキ…前走は２番人気に推されたものの、スタートして２番手に付けて半馬身後ろにトーホクスピリットとシーグランディにつかれ、前をうかがいながら後ろも気にしなければならない苦しい展開となった。２０００ｍはいきなりの距離延長となるが、ペースが緩む分展開が楽になれば粘り込む可能性もある。