おすすめ注目レース

2011年6月 9日   兵庫ダービー(メイショウサムソン賞) (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   オオエライジン無敗でダービー制覇へ
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

 sonoda08.jpg今回はオオエライジンに注目。これまでデビューから無傷の6連勝とまだ底を見せておらず、その内容もレース毎に凄みが増してきているように感じる。脚部不安から4月の菊水賞は回避したが、その後はここを目標にジックリと調整。最終追い切りも好時計で動けており、仕上がりに問題はなさそうだ。ホクセツサンデーは前走の兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)で2着と大健闘。ここに来ての地力強化が窺えるだけに、逆転も視野に入れておきたい。実績的にはグリーンアイズも見限れないが、調整に順調さを欠いているだけに評価は3番手まで。ナナクサも前走内容が気懸かりだけに3着争いという評価。

オオエライジン…追い切り替わりで受けた5月13日の能検は馬場悪化の影響から、ゲートから流すだけのものとなった。しかしその後は調教のピッチも順調に上がり、最終追い切りでは馬なりながら破格の時計をマーク。馬体にも太め感はなく、仕上がりは整ったように思える。今回は初距離ではあるが、昨年末の園田ジュニアカップ(1700m)での勝ち振りを見れば問題はなさそう。今回の頭数と距離なら落ち着いた展開が予想される。となれば瞬発力勝負に滅法強いこの馬向きの流れにもなってきそうだ。

ホクセツサンデー…前走の兵庫チャンピオンシップ(JpnⅡ)は2着。展開が向いた部分があったとはいえ、JRA馬相手にこの結果は大健闘と言えるだろう。その内容を素直に評価すれば、今回本命扱いでも決しておかしくはないのだが、仕掛けてから耳を絞ったりと、まだ乗り手の指示に反発するような面が前走でも見られた。それだけに評価の難しいところ。勝負どころでスムーズに動けるかどうかが今回もカギ。そこさえうまくクリアできればチャンスが出てきそうだが。

グリーンアイズ…3走前から脚元に不安が生じ、それ以来思い切った調整が行えていないのが実情。ただ、その調整方法でも、前走は余裕の勝ち振りを見せており、やはり地力は軽視できない。正直、今の雰囲気では昨年末の園田ジュニアカップ(2着)のようなパフォーマンスは望みづらい。それでも今回の少頭数とメンバーを考えれば、これ以上評価は下げづらい。

ナナクサ…菊水賞2着など、近走の充実振りは目を引く。ただ、前走の牝馬限定重賞・のじぎく賞の内容があまりに物足りなかった。前走の勝ちタイムなら、同馬の持ち時計から考えてアッサリ逃げ切っておかしくなかったが、直線早々と失速してしまった。中間の追い切りからはデキ落ちは感じられないが、前走の負け方がどうも腑に落ちない。それだけに評価は4番手まで。

ニシノイーグル…前走はグレードレースだけに仕方のない結果だろう。前々走の菊水賞は結果4着ながら、上がりはメンバー中最速の脚を使っており、その点からも今回の地元重賞なら見直せそうだ。勝ち切るまでの決め手となると、まだ物足りなさは感じるが、3着争いなら十分狙える。

おすすめ買い目

馬単 2→8 8→2 2→1 2→6 2→3

 

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