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2011年6月 2日   星雲賞 (門別競馬)  

門別競馬   第12レース   クラキンコが6度目の重賞制覇へ
対馬 大樹

monbetu02.jpg【結論】コスモバルク記念を快勝した昨年の3歳三冠馬クラキンコ。ひと冬越して更にパワーアップした感じ。2000メートルに距離は延びたが、北海優駿と同じ距離なら不安はない。再度55キロで出走できるし、6度目の重賞制覇へ視界良好。ショウリダバンザイは前走、メンバー最速の上がりをマーク。あと一歩届かなかったが、今後にメドが立つ内容だった。南関東では2100メートルのロジータ記念を優勝。距離延長は好材料だし、逆転を狙う。ひと叩きされて気合が乗ってきた昨年の瑞穂賞馬カゼノコウテイ、転入2戦目で勝利を挙げて勢いに乗るマチカネカミカゼ、1勝馬も素質高いリアライズトロイカ、先行力上位のチュニジアンブルーにも注意。

【詳細解説】
クラキンコは、前走14頭立ての大外枠にもかかわらず、1角でスンナリ3番手につけると、道中の折り合いも十分。3角過ぎで早くも先頭集団に並ぶと、直線もアッサリ抜け出して快勝。2着馬とは0秒1差も、最後まで楽だったし、着差以上の強さだった。これが3歳三冠を制した実力なのだろう。2000メートルに距離が延びても、地元馬同士の対決で再度55キロなら、不安材料は見当たらない。体調も万全。6度目の重賞制覇へ視界良好。

ショウリダバンザイは、前走の直線で外から豪快に伸びてきたがあと一歩届かず2着。しかし、上がり3F37秒9は、コスモバルク記念出走馬の中では最速。並みの馬が出せる数字ではない。南関東で桜花賞、ロジータ記念を優勝した力を再認識。今回は2000メートルだが、2100メートルのロジータ記念を圧勝したように、距離に不安はない。打倒クラキンコへ、ここは注目。

カゼノコウテイは、コスモバルク記念でクラクンコとショウリダバンザイに先着を許したが、ひと叩きされて気合も乗ってきたし。明らかに前走以上のデキ。道営転入後、掲示板を外したのは道営記念の6着だけ。その時はクラキンコと0秒4差。血統背景からも距離が延びるのは悪くないし、昨年の瑞穂賞馬の地力に期待。

マチカネカミカゼは、前走も2番手で折り合えたし、直線でもしっかり伸びて快勝した。転入2戦目で早くもVと、中央準オープンの力は伊達でないことを証明。中間、更に調子が上がっているし、緒戦のコスモバルク記念(6着)の時よりもやれそうな雰囲気。持ち前の先行力を生かして食い下がる。

リアライズトロイカの前走の勝ち時計は、コスモバルク記念でクラキンコが優勝した時と同じ1分56秒0。中央では勝てなかったが、4戦して3着3回とそこそこ走っていたし、転入2戦目で重賞級の時計を出すところは能力がある証拠。引き続き警戒。

チュニジアンブルーの前走は超久々だったが、ハナを奪い自分のペースに持ち込むと4角まで踏ん張った。直線で力尽きたが、重賞で一線級相手に見せたあの先行力は無視できない。ひと叩きされて変わり身が見込めそうだし、軽い扱いは禁物。

おすすめ買い目

馬単 3→5 5→3 3→2 3→10 3→11 3→7

 

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