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2011年6月 2日   猪名川特別 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   ツルマルホクトが地元馬の意地を見せる!
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 宮垣 優

sonoda01.jpg地元馬のツルマルホクトを推奨する。前走は昇級戦で3着とオープンクラスでも通用することを証明した。JRA馬相手でも引けを取らないだろう。相手候補はグランクロワアレックスバローズのJRA馬2頭。前者は初ダートだが能力が高そうだ。後者は2走前の阪神1800がmで6着が光っている。他に発馬が決まれば怖いグランドチャペルや乗り込み十分のブロックバスター、取り消し明けだが力は上位のシャムシールが続く。

ツルマルホクトは実に堅実な馬。兵庫に転入後は落馬での競走中止以外は一度も掲示板を外していない。前走は昇級戦だったが中団からレースを進めて、メンバー最速の上がりの脚を使って3着とオープンクラスでも通用することを証明した。今回は前走から間隔が詰まっているので速い時計は出していないが状態は安定しており仕上がり状態は良い。JRA馬が相手で一筋縄ではいかないが力を出せれば崩れる事も無いだろう。

グランクロワは今まで4戦しかしておらず、あまり順調に使えていない点は気にはなるが能力は相当高そうだ。調教時計を見ても栗東のポリトラックを馬なりで5Fを66秒6と好タイムを出している。今年の桜花賞を制したマルセリーナを妹に持つ血統で将来的にも期待できる1頭だ。今回は初めてのダート戦、初めての地方コースと初めてづくしだがそれを克服できればアッサリと勝ってもおかしくない。

アレックスバローズは今回が休み明け。2走前の阪神の500万以下のレースでは6着で時計もなかなか優秀だ。このレースでは1、2着馬は抜けていたが3着馬とは0.8秒差とあまり差が無かった。調教時計では栗東の坂路コースでラスト1Fが14秒0掛かっているのが気にはなるが全体で55秒台とマズマズ良い。兵庫のリーディングを独走している木村健騎手が手綱を取るのも有利に働いて好勝負を期待できる。

グランドチャペルの馬券圏内に入っているレースはダート1700mと1800mで今回の距離はベストと言える。気難しい面がある馬でここ2走は出遅れが響いて大敗が続いている。しかし、能力はある馬なのでベテランの川原正一騎手が乗ることはプラスに働くだろう。スタートを五分に出る事ができれば好勝負は可能だ。

ブロックバスターは障害上がりの馬。近走の成績は振るわないが船橋在籍時には4連勝を含む5勝をあげており力はある。地方の小回りコースも問題無い。コメントでは今回はブリンカーを着用するようで、その効果が出れば馬券圏内に来ることができるだろう。

シャムシールは今回が取り消し明けの1戦。調教では軽快な動きを見せており、影響は無さそうだ。2走前の昇級戦ではアルドラゴンに0.4秒差の4着とオープンでも通用する力を持っている。今回も2走前同様骨っぽいメンバー構成だが、どこまでやれるかという楽しみの方が大きい。

おすすめ買い目

馬単 3→5 5→3 3→1 1→3 3→10 3→6 3→7

 

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