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2011年5月26日   日本ライン特別 (笠松競馬)  

笠松競馬   第10レース   安定感なら経験豊富なチョコフィオーレ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

kasamatu11.jpg破壊力ならゴールデンブロンドだが、今回はひと息入った。復帰後初勝利を収めたヤマノカントリーもかつてのすごみはまだない。エターナルシチーは不気味さはあるが、ダート、距離、久々など課題も多い。チョコフィオーレの安定感にすがる手だ。サウンドリュウセンホワイトロマンは押さえまで。

チョコフィオーレはすでにこの条件で勝ち鞍があり、ひとつ上のB-1特別でも活躍していたことがある馬だ。昨年後半はややスランプに陥っていたが、暮れに鼻出血でひと息入ってから今年は②④②①③①着と安定した走りを見せている。自在に立ち回れるし、安定感で一歩リード。2走前(3着)より相手に恵まれているので。

ゴールデンブロンドは破壊力満点の末脚が持ち味。4月6日、初のこの条件では伸びあぐねて3着止まりだったが、平場に下がった前走はきっちり勝ち上がって再び特別へ。ただ、今回は前開催を見送った経緯がある。力は認めても、その点で今回は強調しづらいのが正直なところ。

ヤマノカントリーは3歳から4歳にかけてトントン拍子で勝ち上がり、初めてのこの条件では0秒2差2着に食い込んでいる。ただ、今年初めにブランクがあり、その後は⑦⑦②①着。前走勝つには勝ったが、まだ3~4歳時ほどのすごみはない。これだけ順調に使えるのは何よりだが。

エターナルシチーは中央未勝利で(0303)。2着が3回あるのならここでもと思えるが、それらはすべて芝2000~2600m。今回は初ダート、初距離、しかも9カ月ぶりの実戦と、何かと条件は厳しい。能試の動きは悪くなかっただけに、いきなりやれても不思議ではないが。

ホワイトロマンはロスのない競馬でかろうじて3着に踏ん張った前走。本来はもう少しやれていいのだが、伸び悩んでいる現状だ。今回は大外枠。競馬の仕方が難しい。

サウンドリュウセンは持ち前の先行力で好走を続けているが、特別戦でというタイプではない。しかもピークは過ぎた印象。この枠なら前には行けそうだが。

おすすめ買い目

馬単 9→6 6→9 3→7 7→9 9→4 4→9

 

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