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2011年5月19日   のじぎく賞 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   3歳女王へ...マンボビーン不動の本命だ!
競馬キンキ 伊藤 孝平

sonoda07.jpg遠征を得て着実に力をつけたマンボビーンが不動の本命。気性面の成長も窺えており付け入る隙は少なそうだ。ナナクサも牡馬トップクラスと互角に渡り合えており牝馬同士なら負けられないところ。2強の一騎打ちムード高まるが、一角崩しなら前走圧勝のサマーパレスか。体質強化で素質が完全に開花した感があり楽しみだ。

マンボビーン…デビュー当初から馬体の良さが目立っていてスピードも相当秘めており、重賞戦線での活躍が期待されていた。戦績的にはここまで重賞2勝と文句はないが、正直取りこぼしている感のあるレースもあり納得は出来ない。若干気性的に煩いところがありゲートで出遅れるなど不安定な面もある。逆に言えば真剣さを欠きながらでも常に上位争いしていると考えれば、やはり今回の面子では能力的に最上位だろう。今回は調教馬場での落ち着きが十分で好気配を醸し出している。追い切りも力強く動けているのでデキに関しては最近では一番良さそうだ。今後の為にも落とせない一戦だ。

ナナクサ…道営競馬所属時は未勝利で成績的にもそれほどパッと目を引くものはなかったが、兵庫県に入厩してからは一走毎に力をつけて今や兵庫県トップクラスの3歳馬にまでのし上がった。牡馬相手にも全く怯むことなく互角に戦う姿には惚れ惚れしてしまう。中間の調整も順調で追い切りも元気さ十分に動けており、デキに関しては全く問題なし。ここも母トゥインチアズ譲りのスピードを生かしての先行策で他馬の追撃を受けて立つ。

サマーパレス…新馬戦を勝利するなどデビュー時から素質を評価されていたが、その後しばらくは伸び悩んでいた。だが春を迎えて暖かくなるにつれて体質面が強化され、それに連れて成績もうなぎ登り。2走前はエルウェーオージャに冷や汗をかかす好時計逃げ、前走は1,700mで他馬を圧倒する力強い先行抜け出しと、ここ2走は特に好内容で走破時計的にも上位2頭とはそれほど差はないかも。デキも好状態を維持しており勝ち負けしても不思議ではない。

アイスメアー…休養明け2走目の前走は前2頭から離されたものの3着は死守しており、着実に良化していることを示した。3頭併せの追い切りでは直線反応良く抜け出し大幅先着と今回更なる良化は確実だ。素質面でもそれほど劣っているとは思えず能力をフルに出せそうな今回は侮れない。ただベストは1.400mの感があり、距離克服がカギになりそう。

×ヒシダイアナ…ここ2走は連続3着と渋太い競馬を続けており見せ場は作っている。ただマンボビーンとは決定的な差をつけられており逆転は厳しいだろう。それでも相手なりに動ける面を生かせれば入着圏までは入れそうだ。

×マルヨパトリオット…2走前の強敵馬相手に3着や前走JRA交流競走を勝利するなど勢いは十分で、成績的にはダークホース的な存在だ。ただ気性的に煩い面があり距離延長には疑問が残るし、ナナクサという強力な同型が存在する面からも展開や眺めはさほど良くない。恵まれての入着圏が精一杯か。
 

おすすめ買い目

馬単 4→10 4→8 4→9 10→4 8→4

 

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