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2011年5月 7日 芸術文化のまち尾道特別 (福山競馬) ツイート
福山競馬 第9レース 初戦圧巻!!破壊力でヒルノラディアン連勝機
福山エース・樋本輝明
福山初戦で天才娘ムツミマーベラスの逃げを完封した切れ者ヒルノラディアンが勢い駆って連勝チャンス。格上相手だが、距離が延びて威力倍増のムード。対する福山の牝馬最強ビービーバイラは前走不満も、このメンバーなら早め好位に構えてインを直撃か。活気のなさに一抹の不安も、安定駆けを強調する手だろう。他では距離延長を味方にシルキーハヤテ、シルクホウオーの決め脚が脅威。特にシルキーは馬体が回復し、自信の1800㍍で勝ち負け当確。アドミラルサンダーは距離に弱点も、大逃げを打てる顔ぶれで前残りの余地。折り合いつけばスピードで好勝負か。
《展開予想》
ペース 平均
先行__⑤⑦
好位__④⑩②
中団__③⑥①
後方__⑨⑧
《レースはこうなる!!》
絶対的な逃げ馬不在でアドミラルサンダーが前々走再現とばかり、大逃げを打つか。離された2番手にモナクランベルが位置し、このメンバーならビービーバイラもスムーズに好位からレースを自由自在に組み立てられる。中団グループにはシルキーハヤテ、ハードフォーレル、ヒルノラディアン、シルクホウオーが一団ととなって追走。アポロコマンダー以下、マルサンサイレンス、ムサシボーは例によって後方から機をうかがう作戦か。大逃げを打ちそうなアドミラルサンダーだが、三分三厘からはビービーバイラがいち早くアドミラルを捕らえにかかり、ヒルノラディアン、シルキーハヤテ、シルクホウオーもスパート開始でペースは急激に速くなりそう。直線は横一線の叩き合いで大混戦ムードだ。
◎ヒルノラディアン 2008年の3歳デビューから新馬、あざみ賞を連破して3戦目で京都新聞杯に挑戦。3番人気という高い支持を受けたほどの器。福山デビューがムツミマーベラスの逃げ一蹴でタイムも破格。格上挑戦だが、終いの破壊力で福山初戦を再現か。カミソリパンチが一気にさく裂。
○ビービーバイラ 前走が最高の距離で、終始中団のインを突く最高の流れで4着どまり。6歳でもあり、あの内容をみると以前ほど使い込めなくなったということか。ただA1A2の混合戦なら早め好位に構えてイン強襲のムードが充満。実績上、勝ち負けは当確だろう。
▲シルキーハヤテは放牧明けを使い込んで本格化の趣き。馬体にも本来のハリが戻り、いよいよエンジン全開といったところ。長い脚を平均して使えるし、もちろん1800の持久力戦は望むところ。手綱が冴える池田騎手とのコンビで逆転Vへ勇躍だ。
△シルクホウオー ガレ気味に映った体つきがふっくらして上々のムード。オープンの速いペースにどう対応できるかだが、今回はゆったりと乗れる9ハロン戦で持てる能力がフル回転か。自慢のパワーを駆使してV争いに参入だ。
×アドミラルサンダー 絶対的な逃げ馬不在で岡崎騎手が大逃げを決め込んで前々走の再現をやってのけるか。気性的に1800は微妙に長いが、折り合い次第で一発の怖さは十分に秘めている。岡崎マジックで前残りが有望。
マルサンサイレンス 春先になって毛づやが上向きムード。前々走の桜花賞が3着善戦を果たすなど、ソロソロ突っ込みの怖さが…。決め脚に一票投じる手も。
ムサシボー 8歳でかつてほどのパワーを望むのは酷だが、馬体の充実ぶりが顕著。1800㍍のスタミナ戦なら突っ込み余地も一考すべきか。軽視は禁物だろう。
ハードフォーレル 馬体の落ち込みが影をひそめ、暖かい時期になって本来の精気を取り戻してきたという印象。自在に動けて勝負強い脚は捨てきれないところ。
モナクランベル 格下のイメージが強く、9ハロン戦だとスタミナがどこまで持つか。A1A2の格上戦で距離が1800という点を考えると見せ場以上となると…。
アポロコマンダー オープン3勝の好歴で実績上位。ハードに鍛えられない点がひとつのネックだが、潜在能力の高さは侮れない。無視するのは危険だろう
《メインの勝ち馬を探せ!!きゅう舎直前情報》
↑ビービーバイラ《木村助手》 前走のレース前日あたりから元気がなかった。今季も活力に欠ける点がどうかだが、それなりには動けるはず。
↑ヒルノラディアン《那俄性師》 もう少し肥えてくればベストだが、前走の馬体減りはさほど影響ない。オープンだが、終いの切れで好勝負。
↑シルクホウオー《石井厩務員》 カイ食いがよく、馬体のハリは前走以上だ。オープン相手も、1800ならソコソコ以上はやれるはずだが…。
→マルサンサイレンス《宮野厩務》 暖かい時期になって徐々に毛づやがアップしてひと頃よしは上げ潮ムードだ。あとは乱ペース待ちで…。
→アドミラルサンダー《岡崎騎手》 暑さに弱いが、この時期までは大丈夫。距離が微妙に長いが、1800でもある程度はこなす。上位争い期待。
↑シルキーハヤテ《桜井助手》 今季もいいムードを保っている。馬体もふっくらしてきたし、平均ペース型で距離もベスト。いい勝負を期待。
→ムサシボー《黒川師》 体がふっくらしていい感じの出来になってきた。距離も1800なのでソコソコ動いてもいいと思っているのだが…。
→ハードフォーレル《藤井厩務員》カイ食いが上向き、馬体のハリが戻ったのはプラス材料といえる。タイプ的に1800も大歓迎なので…。
→モナクランベル《鎌本助手》 連戦続きで疲れがあるし、オープンだとペース的にどうか。距離的にも前走の再現は難しそうな印象で…。
→アポロコマンダー《石井厩務員》今季は時計を出せたし、前走よりは動けるはず。潜在能力が確かで自分の型にハマればそれなりには…。
《調教タイムと仕上がり状態》
①シルクホウオー ◎◎◎ ↑■
前良 山田祥 557 405 265 119 強め
30稍 山田祥 475 314 143 馬なり
1不 山田祥 454 304 139 馬なり
4稍 助手 442 285*129 馬なり
5稍 山田祥 447 298 145 馬なり
※馬体がふっくらして前回並みの出
来を保っている。好調キープだ。
②アポロコマンダー ○○○ →
前 1長め入念
4稍 三村 440 280*128 馬なり
※タイムはマークできたが、依然と
して硬さが残る。復調途上の印象。
③ヒルノラディアン ○◎○ →
前良 松井 534 387 257 111 強め
4稍 松井 586 430 286*129 馬なり
※体つきがスリムに映るが、毛づや
そのものは良好。力は出せるはず。
④ビービーバイラ ◎◎◎ ↑
前良 助手 541 384 259 118 強め
3稍 助手 439 283*129 馬なり
4稍 助手 *524*383*254*119 強め
※動きに活気があり、引き続き安定
した出来を維持。反撃可能な態勢。
⑤アドミラルサンダー ○◎◎ ↑
前良 岡崎 516 384 260 119 強め
4稍 岡崎 *519*383*260*119 稍強め
※馬に活気があり、フットワークも
軽快そのもの。今季も体調合格点。
⑥ハードフォーレル ○◎○ →
前 1長め入念
※気合がほとばしり、一時の低迷期
から脱出のムード。上昇気流で…。
⑦モナクランベル ○○○ →
前 1長め入念
※中間セーブの調整で意欲を感じさ
せない。全体的に地味な仕上がり。
⑧ムサシボー ○○○ →
前良 黒川 459 307 134 馬なり
4稍 黒川 581 416 272*118 馬なり
※さほど大きく変わった印象はない
が、この馬なりに順調。及第点だ。
⑨マルサンサイレンス ○○○ →
前 1長め入念
※毛づやが映えず、馬体そのものも
平凡に映る。まだ時間が必要で…。
⑩シルキーハヤテ ○◎○ →
前 1長め入念
※前走時ほど乗り込めず、多少下降
線に映る。万全とはいいづらく…。
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