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2011年5月 5日   コスモバルク記念 (門別競馬)  

門別競馬   第11レース   迫力満点の好稽古クラキンコが決める
対馬 大樹

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【結論】
今年から新設されたオープン重賞に岩手から4頭が参戦。豪華メンバーが集結。中でも昨年の道営3歳三冠馬クラキンコと岩手3歳三冠馬ロックハンドスターの対決には大いに注目が集まりそう。ここは地元の利、満点の稽古で好仕上がりを見せているクラキンコに期待。相手は南関東から戻ってきた同じ4歳牝馬のショウリダバンザイ。2歳デビュー当初はクラキンコよりも評価が高かった馬。本格化した今なら好勝負必至。ロックハンドスターは別定戦で58キロが鍵。岩手ナンバー1の実力は認めるが、ここは3番手の評価。昨年の道営記念2着馬コパノカチドキ、瑞穂賞優勝のカゼノコウテイ、超久々も素質高いチュニジアンブルーにも注意。

【詳細解説】
クラキンコの前走(名古屋グランプリ)は輸送で平常心を欠いたのが敗因。その後は地元でオフを過ごし、このレースを目標に調整された。昨年の道営3歳三冠馬。古馬の一線級が揃った道営記念で0秒3差5着なら上等。岩手の三冠馬ロックハンドスターは強敵だが、走り慣れた地元なら不安材料は見当たらない。迫力満点だった稽古を見ても、ここは能力全開。

ショウリダバンザイは2歳戦終了後に南関東へ移籍し、桜花賞、ロジータ記念を制して、今年再び地元に帰ってきた。デビュー当初はその年の2歳ナンバー1との呼び声もあったほど。その実力は昨年のノースクイーンC勝ちで証明されたはず。クラキンコとの対戦はこれまで1勝1敗だが、当時とは力が違う。牧場で入念に調整し態勢は整ったし、決め手勝負なら圏内十分。

ロックハンドスターは昨年度の岩手3歳三冠馬。古馬と頂点を争った桐花賞も勝ち、見事3歳で岩手王者となった。今回は北上し、ホッカイドウ競馬の強豪が相手になるが、昨夏以降、一戦毎にパワーアップしている今なら互角以上に渡り合えるはず。不安材料があるとすれば、別定戦で他馬より重い58キロを背負うことか。

コパノカチドキの前走は物見をして足元をぶつけてしまい競走中止となったが、その影響はまったくなく、十分に調教を積んできた。昨年の道営記念2着で復活をアピールした一昨年の道営王者。ハイレベルの4歳馬が当面のライバルだが、ここは古豪の意地を見せたいところ。転入後に道営初勝利をプレゼントしてくれた五十嵐騎手とのコンビ再結成にも注目。

カゼノコウテイは昨年、今回と同じ1800メートルの瑞穂賞で堂々の重賞勝ち。道営記念でも6着と力を見せた。道営転入後、5戦して着外は、その道営記念だけ。今年8歳を迎えたが、馬体は若々しく、力の衰えはまったく感じられない。冬場も牧場で乗り込まれていたこともあるが、2週続けて調教で好時計をマーク。相手は揃ったが、デキの良さで上位を狙う。

チュニジアンブルーは中央3勝馬。脚部不安で長期休養後、今年から道営に転入して今回が復帰戦。超久々で重賞と条件は厳しいが、4月14日の能検では久々を感じさせぬ動きだった。中央で新馬勝ちした素質の高さからも順調ならもっと出世が見込めていたはず。8戦のキャリアをみても伸びしろは十分だし、稽古の動きからもいきなり走られても驚けない。

おすすめ買い目

馬単 14→8 8→14 14→1 1→14 14→9 9→14 14→12 14→3

 

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