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2011年4月29日 オグリキャップ記念(SP1) (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第10レース 地方馬同士では負けない!? ヒシウォーシイ
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之
地方馬同士ならヒシウォーシイが再び強い姿を見せてくれないか。マイネルアラバンサもここ目標に至極順調。この2頭の牙城はかなり強力で、これを凌駕するのは地元馬では難しいだろう。逆転の可能性は他地区馬になるか。もちろんその筆頭は佐賀のマンオブパーサー。力を出し切れればセトノギムレットにもチャンスはあろうが…。
エスポワールシチーのレコード駆けの前に名古屋大賞典は3秒6差4着に終わったヒシウォーシイ。連勝は12で途切れてしまったが、決して悲観することはない。むしろ中間、順調さを欠きながらよく頑張ったと考えたい。今回も球節の治療を施しているが、前回よりは順調の様子。1年以上トップクラスでこれだけの成績を残すのはすごいことで、この先もこれを続けるのは大変なことであるというのも重々承知。しかし、何せ最近はほとんど負けた姿を見たことがないわけで。あの強さをここでも、と思いたくなるのは当然か。
マイネルアラバンサは名古屋大賞典には向かわず、笠松のマーチCを楽勝してここに備えてきたから、状態としてはこちらの方が上。これまでヒシウォーシイには結構やられているが、そのあたりで何とかならないか。中央3歳GⅡの青葉賞2着があるからといって距離は必ずしもいいとはいえないが、極端に能力が落ちることもなさそうである。あわよくばの気持ちで臨みたい。
マンオブパーサーは3歳時に盛岡・ダービーグランプリを勝ったれっきとしたGⅠ馬。中央のオープンでは結果を残せなかったが、南関東の重賞戦線で好戦、佐賀に行ったらもちろん常に勝ち負けしている。佐賀記念でいいところがなかったあたりは気になるが、地方馬同士ならまた違うだろう。
セトノギムレットは3カ月ぶりの一戦で、昨年暮れあたりの内容はイマイチだが、10月に2400mの東京記念で4着まで追い込んできている。もちろんそれまでの格からしても通用していいもの。仕上がりもまずまずのようだし、穴をあけるなら追い込みタイプ。ならばこの馬?
2500mに戻ってから高知馬の活躍が目立つこのレース。今回はハンドシェイクが出走してきた。3歳暮れに2400mの高知県知事賞で2着があったり、中央時の戦績からしても長い距離への適性は高そうだ。あとは時計差とレベル差がどうか。
ノゾミカイザーは昨年の3着馬。前走、出遅れたとはいえ2組であのザマはいただけないが、逆に考えれば目いっぱいの競馬をしていないとも…。巻き返す余地はある。
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