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2011年4月17日   ばんえい十勝オッズパーク杯 (帯広競馬)  

帯広競馬   第11レース   現役最強カネサブラックに注目
生駒 有輝夫

banei04.jpg前走ばんえい記念を制して名実ともにばんえい現役最強馬となったカネサブラック。今季もばんえい界を引っ張って行く存在となり、ここは順当に決める。相手は地力強化が目立つキタノタイショウだが、スピード上位ライデンロックトレジャーハンターらにも警戒。あと、ニシキダイジンホクショウダイヤらに注意。

カネサブラックは前走、悲願であったばんえい記念を制覇。名実ともにばんえい現役最強馬となった。先日の走路練習でも素軽い動きを見せていたし、1トンの荷物を背負った疲れは心配しなくていいだろう。今回は720キロでのレースとなるが、もともとはスピード勝負を得意としている馬だけに、斤量減量はプラス。昨年度2着の雪辱を果たす。

キタノタイショウは昨年度、オープンの一線級の中に入っても互角以上のレースができていた。地力強化が目立つし、このメンバーの中に入っても力上位の存在。今季から若馬の10キロ減がなくなるが、この馬の実力を考えればまったく心配はない。この荷物なら障害にも不安は残らないし、持ち前の切れ味を存分に発揮できる。好勝負を期待したい。

ライデンロックは前走、障害で止まってしまったが、二の腰をしっかりと入れてふた腰でまとめて2着馬を大きく離して完勝。オープンの2番手が相手だったとはいえ、本当に強い内容。スピードタイプの馬だけに、720キロと斤量が減量されるのはプラス。この条件なら一線級が相手でも、互角以上にやれるし、上位争いが期待できる場面。

トレジャーハンターは5歳馬とのレースとなった前走は上位馬とはハンデ差があったとはいえ、障害をトップ抜けし、そのまま押し切りと好内容のレースで完勝といえる。今回は更に相手が強化されるが、上の馬と30キロ差ある690キロの荷物は魅力十分。着実に力をつけているし、持ち前のスピードを生かせる展開になればチャンスは十分にある。

ニシキダイジンはばんえい記念は2着と敗れて連覇はならなかったが、勝ち馬とは僅差。この馬の走りはキッチリとできていたし、好内容のレース。今回は一気に斤量が減量されて720キロの荷物。スピード競馬を苦手としているタイプだけに、条件は厳しいが、馬場が改修されたこともあり、極端には時計は速くならないだろう。力もあり、要警戒。

ホクショウダイヤは初挑戦となったばんえい記念は6着も、道中から積極的に動いて行き、障害で止まってからもキッチリと腰を入れており、上々の内容だった。もともとはスピードと切れ味で勝負するタイプだけに、700キロ前後の荷物が持ち味を発揮するには最高の条件。終いは確実に脚を使える馬。障害さえスムーズにまとめれば一発の可能性は十分。

おすすめ買い目

馬単 6→2 6→7 6→9 6→5

 

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