おすすめ注目レース

2011年3月24日   スプリングウインド特別 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   スプリングウインド特別
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

 

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近走好走馬が居らず、波乱ムードが漂う今回の一戦。その中で園田へ再転入のコーヒーゼリーに注目したい。園田で4勝を挙げた後JRAへ復帰。戻ってから8戦使われたが、全て着外と全くいいところがなかった。ただ、今回はそのJRA転入直前に勝ったB1戦で、編入条件にかなり恵まれた感がある。園田5戦の内、唯一の2着となった昨年一月のC1戦は少しレース間隔が開いていた事に加え、その時の勝ち馬は先日A2戦で勝利したウルトライエロー。そこから考えても今回のメンバーはかなり楽になっているように思える。初戦から狙ってみたい。他では5走前に現級勝ちのあるエプソムフクムスメ、休養明けは気懸かりだがカワチノオジサンの実績も侮れず。ペースが落ち着けばレッドビスティービックリタイザンの粘り込みも。

コーヒーゼリー…この中間は速い追い切りを行っていないが、元々気性がキツく、あまり気を乗せすぎるとゲート入りでゴネたりと悪い影響が出てしまうので、却ってこれぐらいの軽め調整がベストに思える。前走の大差負けは気になるが、引っ掛かりやすい気合先行型のこの馬にとって2000mは余りに酷な距離に思える。その点今回は以前園田在籍時に4勝を挙げた1400m戦。巻き返し必至だろう。

エプソムフクムスメ…体質面が弱く、なかなか調教が乗り込めないのは難点だが、レースに行けば常に堅実な寄せを見せており、前走も7着ながらメンバー最速の上がりの脚を見せていた。前走から降級しているのだが、その前走はB1馬との混合戦で、言わば今回が仕切り直し、正真正銘の降級戦。5走前には同条件で勝利を挙げており、あの時の勝ち振りは実に鮮やかだった。あの時の脚が引き出せればチャンスは十分にありそうだ。

カワチノオジサン…大型馬の久々だけにどうかという思いは過ぎるが、3月14日の能検見せた馬体には太め感もなく、久々でも動けそうな雰囲気だった。これまでの園田成績を振り返ればB1で1勝、B1B2混合戦で1勝と、これまで園田で挙げた2勝は今回よりも上の条件でのモノ。休養前も距離は違うとはいえB1戦で常に堅実駆けを見せていた同馬。今回のB2戦ならいきなりから一発あっても不思議はない。

レッドビスティー…馬体はまだ太め残りに映るだけに、まずはひと叩きという感じだが、南関東6勝の実績はさすがに軽視はできない。能検も走破時計は平凡ながら余力残しでシッカリ先着しており、動きそのものは決して悪くない。スンナリ先手が取れるようなら粘り込みも有り得そうだ。

ビックリタイザン…この2戦は距離自体が合っていなかった印象だが、その点を割り引いても近走内容にはやや不満が残る。切れる脚はないが追われてしぶとい脚が使えるのがこの馬の長所だったのだが、近走はその粘りが見られない。距離短縮での見直しは必要だが、上位争いとなるとどうか。

 

おすすめ買い目

馬単 8→3 3→8 8→4 4→8 8→7 8→5 3→4 4→3

 

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