おすすめ注目レース

2011年3月16日   サンテレビ盃 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   ザンスデヤンス昇級も不安無し
競馬キンキ 中司 匡洋

sonoda08.jpg 現級で好走続けている馬が見当たらず、波乱ムードが漂う今回の一戦。その中で注目はザンスデヤンス。園田転入後は2戦2勝と負け知らず。その2戦とも僅差の勝利ではあるが、陣営の話では毎回ソラを使っているとの事。そこから考えればまだ余力十分に思える。昇級も一気突破と見る。今回注目はもう一点、昨年3歳クラシック戦線を牽引したフィオーレハーバーが漸く復帰を迎える。昨年6月以来だけにさすがに割り引きは必要だが、能検で見せる動きはさすがと思わす内容。どんな走りを見せてくれるのか楽しみだ。他では4走前のコンビで巻き返しを狙うテイケイメルベイユ、久々の降級戦タガノコマンダー、前走1400m戦で変わり身を見せたベイサイドパーク。穴ならドラゴンウェルズ。元JRAオープン馬だけに侮れない。

ザンスデヤンス…過去にはJRA交流戦で勝利した実績があり、そこから考えても条件的にはまだ楽に思える。園田2戦ともソラを使いながらの勝利で、能力的にもまだ奥を感じさせる。中間も順調に乗り込まれており、転入当初緩く感じた馬体もだいぶ締まってきた印象。反応にややモタつく面があるので理想は先行する形に思える。その点から考えても他馬に被せられず行ける今回の外めの枠も好材料だろう。

テイケイメルベイユ…近走成績は振るわないが、以前パドックで見せていた肩の出の窮屈さはここに来てだいぶ解消されてきており、調子は上向いてきているように感じる。現に4走前には同条件で勝利しており、その時の鞍上は今回騎乗の川原騎手と挙げたものだった。揉まれる展開があまり得意ではないだけに内枠はやや気になるところではあるが、道中の捌きひとつで逆転も十分有り得そうだ。

フィオーレハーバー…夏休みの意味で前走後から放牧に出されていたが、放牧中に蹄不安が発症してしまい予想以上に休養が長引いた。帰厩は昨年12月末。休養が長かった影響で仕上げに時間は掛かったが、ここまで入念な調整が行われており、3月4日の能検では時計は遅かったものの、良化が窺える素早い反応を披露した。休み明けに加え古馬と初対決という点は気懸かりだが、何と言ってもそこは重賞3勝馬。さすがに軽視は出来ない。

タガノコマンダー…冬場自体が合っていない印象はあるが、今回は昨年1月以来となる降級戦。その時の降級戦は3着と条件利を活かした格好だった。この中間は意欲的に攻められており、最終追い切りは攻め駆けしないこの馬には珍しく好時計をマーク。一発ムードが漂ってきた。

ベイサイドパーク…久々の1400m戦だった前走は最後方から鋭く追い上げ2着。過去の実績からも距離短縮がいい方に向いたように思える内容だった。再度あの脚が引き出せれば上位進出どころか突抜まであって不思議はないが、この中間一頓挫ありレース間隔が開いた。その点で評価は上げづらい。

ドラゴンウェルズ…昨年5月以来となる今回だけに過度の期待は禁物ではあるが、その前走はスタートで躓いてしまい全く流れに乗れていなかった。ダート適性云々以前の内容だっただけに、あの一戦だけで人気を落とすようなら逆に狙ってみたい。

おすすめ買い目

馬単 9→2 2→9 9→4 4→9 9→5 9→8 9→12 2→4 4→2

 

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