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2011年3月15日 早春特別 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第11レース 取りこぼしは許されぬラヴァリーボヌス
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村 博之
今度こそラヴァリーボヌスが決めてくれるだろう。相手筆頭には徐々に良化のミミオブパラダイスに、ドリームブランチの変わり身が面白そう。このクラスの常連、ホワイトロマン、ナムラマーキュリーはあえてその次としたが…。
ラヴァリーボヌスはこのひとつ手前の3組の特別を斤量増もモノともせず3連勝し、1組に乗り込んできた。こちらの方が低調なメンバーだけに、ここも一体何連勝するのだろうと考えていた。が、前走はまさかの敗戦。サンキンカミカゼにまんまと逃げ切られた。前残りの馬場など、何かと条件が向かなかったこともあるが、それも競馬である。勝った馬をほめることにしたい。今回は勝ち馬が抜けてほぼその再戦メンバー。もう取りこぼしは許されない。
ミミオブパラダイスは転入して5戦⑨⑧⑦⑤④着と一歩ずつ前進、勝ち馬との着差も着実に縮めている。後ろから競馬を進めるタイプだけに馬場がどうかというところはあるが、この上昇度は買いたくなる。
ドリームブランチは掛かったこともあるとはいえ、前走の1800mで大敗を喫してしまった。中央時は芝の短距離がほとんどだったので、短距離志向が強いのだろう。ただ、転入緒戦2着でダートにはある程度のメドが立っている。1600mなら巻き返せてもいいのでは。
ホワイトロマンはこの条件はここ3回すべて3着。積極的な競馬で負けているから納得は納得である。だから逆に上積みに乏しくて。差す競馬で活路を、とも思うが、今の馬場ではやはり前に行くべきか。
ナムラマーキュリーは転入当初の活気にはないと思いきや、2走前は番手から鮮やかに抜け出している。ただ、前走は見せ場なく流れ込んだだけ(6着)に終わっているように、こちらもあまり上積みが感じられないのだ。
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