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2011年3月 4日 大垣共立銀行創立記念杯 (笠松競馬) ツイート
笠松競馬 第12レース 上位4頭の白熱した戦い
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村 博之
ベニヒメ、スノーヒル、スタートップレディ、チャイナシャドウの4頭の争い。2走前にこの条件で2着のあるベニヒメに本命を打ったが、展開次第でどう転んでもおかしくない。ニイカップドリームに食い込む余地があるのかどうか。
ベニヒメは中央時から前には行くが粘れないというレースが続いていた。当地では相手関係で馬券には絡めているが、もうひとつ強さを感じるまでには至らなかった。が、3走前に38秒を切る上がりで逃げ切ると、続く特別戦では好位で折り合い、自力で逃げ馬を捕まえにいこうとする競馬を見せるではないか。先に動いたぶん差されてしまったが、あんな競馬ができるならと思ったものだ。前走の9馬身差は先行有利の馬場で割り引きが必要だが、競馬を覚えてきているのは確か。傑出馬不在なら特別戦でも何とかなっていい。
スノーヒルは3歳戦時には中央未勝利との交流勝ちがあったり、1組でも好勝負しており、このあたりで地力上位は明白。巨漢の割に鉄砲は利くが2走目は案外、というのが過去のデータだが、前走はプラス14キロでの勝利だったし、常識的には叩いた上積みは大きいと考えるのが普通だろう。特別戦でも好勝負してくれるはずだ。
スタートップレディはここにきて力をつけてきた一頭。競馬に幅が出てきたのが大きいと思われる。ただ、ここは最内枠。行き切る手だろう。
チャイナシャドウは最初の在籍時に1400mで(2101)。短いに越したことはないが、これくらいまでなら問題なかろう。向山騎手がベニヒメではなく、こちらに乗ってきた。妙味はコレ?
ニイカップドリームの前走は馬場や相手に恵まれた面は否めない。相手なりに走れそうなタイプではあるが、この上位4頭の一角を崩すとなると…。
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