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11日行われる重賞・大阿蘇大賞典を控え寂しいメンバー構成となった今回のＡ級戦。

首位に挙げるのは成績・調子共右肩上がりのモエレマジックマン。道営～南関東を経ての当地転入戦（950ｍ）こそ揉まれ弱さ出し６着凡走も後の２戦逃げ・差しと器用さ見せテイエムメデデカを降し１着、サンワードランの２着と連続連対マークし上昇確か、昨年４月20日大井Ｂ１クラス先手奪いナイキマドリードの２着（稍重1200ｍ１分12秒７）を逃粘った成績は評価高く、６日併走追切り動き抜群好仕上がり見せる上昨年全国リーディングトップ山口騎手（佐賀所属）鞍上も心強く２連勝期待したい。

好センス秘める中央からの新顔ウインドスピードを対抗視。中央～園田～中央を経ての能検（中央最終戦枠入不良調教再検査の為）時計平凡乍ら終始馬なり１着パス、昨年７月19日佐賀サマーカップ条件交流デルマカエサルを捉え勝馬ニチリンの１／２差２着（1400ｍ１分29秒６）と好走し園田を含め地方の力いる馬場（６走2.3.1）全て馬券の対象をキープする相性の良さで好位・中団と自在に立ち回れる器用さ有り、主位にも推せる。

近況成績伸び悩むも地力ヒケ取らぬテイエムメデデカを３番手に。出遅れ癖あって成績安定しないが、２戦前Ａ級ゲート練習直に結びつき好スタート決め勝馬モエレマジックマンの１／２差２着を死守、12月10日Ａ級坪井川Ｃ後団より３角一気の捲り玉砕戦法で見せ場作り３着馬アタゴオーラに３馬身付け勝馬タニノウインザーの１／２差２着（1500ｍ１分37秒５）とマッチレース演じた好成績の持ち主でスタート・展開次第で巻き返し充分。

歩様柔らかみ出て状態上向きテイエムジカッドも侮れない。12月～２戦前迄６戦消化し５着２回程度だったが、前走Ａ級唐人川特別スタートから出ムチ入れ一変する前駆け功を奏しペプチドジャスパーの２着連対マークし復調の兆し見せ、９月２日Ａ級大阿蘇賞好位内よりワンダーアサールト以下タニノウインザーを降しＶ（1500ｍ１分37秒６）飾った実績はメンバー随一と言っても過言ではなく、連続連対可能。