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2011年1月 5日   プリンセスカップ (金沢競馬)  

金沢競馬   第10レース   ここは譲れないヒャクマンゴク!
鍛冶 匠

kanazawa03.jpg今季最後の重賞となるが、中心はここまで認定勝ちを含む4勝、牡馬に混じって行われたヤングチャンピオンも2着だったヒャクマンゴク。牝馬限定戦なら1枚違う印象だ。巻き返しを狙うナエマ、レース振り好転ジーニー、休み明けも力あるファンシーザットフブキサクラコらが相手。

◎は⑦ヒャクマンゴク。距離不足だったデビュー2戦はもう一つだったが、千四・千五と条件が変わったことで力発揮して近5戦を4勝2着1回。2走前、世代頂点を決めるヤングチャンピオンでは一番人気に推されて2着。極端な枠で展開が厳しくなったことが敗因で、力が現3歳世代でトップレベルなのは周知のこと。今回は牝馬限定戦になったということ、展開が不利になる枠順ではないということを考えると、ちょっと逆らいがたいというのが本音。タイトルを獲得して来季へ。

○は⑥ジーニー。ここまで0-4-2-4の成績。勝ち星こそないが、デビュー以来レベルの高い競走で揉まれてきた経験がある。注目したいのは内々の競馬を苦にしなかった前走の内容で、これまでは他馬を気にする面があり揉まれるともう一つだっただけに、自身の成長を感じさせた。加えて今回は久しぶりに内枠でなくなったのも買い材料。⑦ヒャクマンゴクを除けば差のない相手、上昇度を買って相手筆頭に推す。

▲は⑤ナエマ。認定一番時計勝ち、交流重賞の兼六園JCでは地元最先着(3着)、その後は中央遠征も経験した世代の「顔」の一頭。本来なら打倒⑦ヒャクマンゴクの一番手だが、発汗が目立ったことや馬体減りなど前走時の気配がもう一つだったのが懸念材料。立て直してくれば侮れないが、前走から間隔が短いだけにそれもどうか。地力は認めても、今回はこの評価に。

△は⑧ファンシーザット。ここまで1-2-3-3の成績。前走ヤングチャンピオンでは離された5着。単純な実績では見劣るが、この馬の売りは堅実さで、ここまで掲示板を外した事がない。体質が弱く前走後は長丁場を使った反動もあったようだが、2開催空けたことで持ち直しの兆し。2~3着は十分に狙えるメンバーだけに注意。

注は②フブキサクラコ。今季第1号の認定勝ち馬。平場も勝って連勝したが、その後休養してしばらく使えなかった。ただ、順調さを欠いた中でもヤングチャンピオンでは早い流れを先行して4着に健闘。力があるし、今回も万全とは言い難い過程だが侮れない。

おすすめ買い目

馬単 7→6 7→5 7→8 7→2

 

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