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2011年1月 2日   帯広記念 (帯広競馬)  

帯広競馬   第10レース   高重量戦ならニシキダイジン
生駒有輝夫

 

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高重量戦を得意としているニシキダイジン。キッチリと調整されているし、デキに関しても文句なし。持ち前の登坂力を生かして押し切れる。相手は今季完全復活を成し遂げたナリタボブサップ、安定感抜群のカネサブラックらも、決め手あるフクズミも障害次第では怖い。あと、ギンガリュウセイトモエパワーらに注意。

ニシキダイジンは前走は6着と敗れたが、障害をひと腰でまとめていたし、内容は良かった。ここは持ち味である登坂力を生かせる高重量戦の重賞となる。流れも遅くなりそうで、切れる脚を使えないこの馬でも、スンナリと先行できそう。昨年度のばんえい記念を制しているように、この中でも互角以上にやれる力を持っているし、押し切れる。

ナリタボブサップは特別条件となった前走は2着と敗れたが、トップ斤量の770キロを背負っていたことを考えれば、内容は悪くなかった。今回は一気に斤量が増量されて920キロの荷物となる。ここでもトップ斤量となるが、今の状態を考えれば克服しても不思議はない。障害も安定しているし、大きく崩れることはない。実力上位の存在でここも好勝負。

カネサブラックは前走、障害でヒザを折った分、2着と敗れたが、すぐに立て直されてふた腰でまとめていたし、上々のレースぶり。ひと開催休んだが、ジックリと調整されており、仕上がりに関しては文句のない状態。今回はライバルのナリタボブサップとは10キロのハンデ差がある。この条件なら十分に逆転が可能。

フクイズミは結果は出せていないが、徐々にではあるが、崩れていた障害も良化してきているし、復調を感じさせる走りを見せている。今回は重賞となり880キロの荷物を背負うが、今の障害のカカリなら対応しても不思議はない。流れが遅くなり、息が入るのもプラス材料。決め手は上位のものを持っているし、障害さえスムーズにまとめれば首位も可能。

ギンガリュウセイは今季から古馬重賞に本格参戦したが、ばんえいグランプリ5着、岩見沢記念4着、北見記念2着と経験を積む毎に着実に着順を上げている。10月24日以来久々のレースとなるが、しっかりと調整されているし、力を出せる状態にある。890キロの荷物を背負うが、障害は安定している馬だし、対応は十分に可能だろう。地力強化も目立ち、要注意。

トモエパワーは前走9着と敗れたが、苦手としている、軽馬場の平場戦で時計勝負となりこの馬の持ち味をまったく発揮できなかった。今回は重賞となり890キロの荷物を背負う。高重量戦で持ち味を発揮するタイプだけに、大幅に斤量が増量されるのはプラス材料。ここなら極端に時計が速くなることもない。力は上位だし、無視はできない。

おすすめ買い目

馬単 3→2 3→10 3→5 3→7 3→9 2→3 10→3

 

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