レース展望・予想

今年のメンバーなら負けられないネオアマゾネス「日本海スプリント」(金沢競馬)

2022/06/28

スーパースプリントシリーズ2022の第5弾「第5回日本海スプリント」(金沢競馬場900メートル、北陸・東海地区交流)が、6月28日(火)の金沢競馬メイン第11レースで争われます。

昨年は名古屋のニュータウンガールが直線矢のように伸びてコースレコードで復活Vを飾りましたが、今年は東海地区からの遠征馬はわずか4頭(名古屋1頭、笠松3頭)で魅力は少なく、地元勢が人気を分けそうです。

◎7 ネオアマゾネス(牝5、井樋一也厩舎)は昨年のこのレースで3頭横並びの追い比べからゴール前先頭へ抜け出しましたが、外から伸びてきたニュータウンガールに交わされて悔しい2着でした。今年も牝馬重賞の徽軫(ことじ)賞を勝ってから1カ月ほど短期放牧に出されて、ここへ挑んでくる同じローテーションになりましたが、アクシデントがあって立て直しが急務だった昨年に比べると順調に乗り込まれていて、仕上がりに不安がありません。東海勢が手薄な顔ぶれとなったチャンスを生かして、徽軫賞に続く重賞連勝を飾りたいところです。

○8 ナーラック(牝5、金田一昌厩舎)はトライアル戦のスーパースプリント賞で、断然の1番人気に応えて逃げ切って本番を迎えました。今春に中央1勝クラスから移籍してきて、転入初戦の1700メートル戦こそ5着に敗れましたが、その後は1500メートル戦で3着以内を外さない快速ぶりを見せています。金沢にきてからまだ他馬にハナを譲ったことがなく、今回も先手を奪って自分のレースに持ち込めれば上位争いができそうです。

このナーラックと先手争いを繰り広げそうなのは名古屋の▲5 ナムラムツゴロー(牡7、坂口義幸厩舎)です。中央時代に3勝し、旧名古屋競馬場では2勝していますが、競馬場が移転してからはハナも切れずやや苦戦が続いています。しかし前走笠松で行われた飛山濃水杯では3コーナーまで逃げており、金沢でも先手を奪うスピードを見せることができれば、際どい勝負に持ち込めるかもしれません。

△6 イクゼファイターズ(牡4、中川雅之厩舎)は900メートル戦初挑戦となりますが、1400メートル戦で3勝しているスピードから対応はできそうです。スタートセンスも良く、折り合い面でも新境地を見せている今の状態ならば、ワンターンの電撃戦でもうまく立ち回れそうです。

△4 クールシャイン(牡5、鈴木正也厩舎)は前走のスーパースプリント賞で2着に敗れて3連勝こそ逃しましたが、直線内からしぶとく伸びて、勝ったナーラックに最後まで食い下がりました。追い通しでもバテなかった内容から先手争いが激しくなるなら浮上するチャンスがありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 7→8・5・6・4(4点)
3連単(1軸流し) 7→8・5・6・4(12点)

日本海スプリントの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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