レース展望・予想

注目の逸材マリンデュンデュン「スーパードリーム」(金沢競馬)

2022/05/29

5月最終週の金沢競馬も日、火曜日の通常開催で、5月29日(日)には3日目が行われます。今月に入って次々と全国各地の地方競馬で2歳新馬戦がスタートしていますが、金沢でもいよいよ第5レースの「スーパードリーム」(2歳新馬、金沢競馬場900メートル)で2歳戦が始まり、いきなり注目の逸材がデビューします。

◎5 マリンデュンデュン(牡、金田一昌厩舎)は金沢で活躍馬が多いトビーズコーナー産駒で、900メートルの能力検査をいきなり55秒4の破格の好時計で駆け抜けて、厩舎関係者を驚かせました。金沢では2歳新馬を55秒台で勝ち上がると活躍できるかの目安になっており、過去にはシュウタイセイが該当します。能力検査が実施された日は不良馬場でいくら時計が出やすい状態といっても、デビュー前の2歳馬がなかなか出せる時計ではありません。先月から併せ馬で追い切りを重ねて熱心に乗り込まれており、テンションを上げずに落ち着いてレースに臨むことができれば圧逃的な勝ちっぷりが期待できそうです。

○2 ジャックトマメノキ(牡、金田一昌厩舎)はノボジャック産駒で、能力検査ではマリンデュンデュンに2秒4離された2着でした。調教でもマリンデュンデュンの併せ馬パートナーになっており、毎回先着を許しています。しかし能力検査で57秒8という走破時計は例年の2歳新馬戦なら勝ち負けできるレベルで、マリンデュンデュンが後続を大きく引き離す展開になるなら、次位争いから抜け出してきそうです。

▲4 ダークライオン(牡、金田一昌厩舎)は地方競馬でも勝ち上がり率が高いダンカーク産駒で、石川ダービーや兼六園ジュニアカップ、金沢プリンセスカップを勝ったヴィーナスアローの初仔です。当初は北海道で調教を積んでいましたが、デビューを見送って金沢入りしてきました。能力検査では道中で幼い仕草を見せてしまい59秒0とタイムは平凡でしたが、血統的な魅力は大きく、マリンデュンデュンとの併せ馬では唯一先着しています。スタートから集中して走ることができれば、ジャックトマメノキと次位争いを繰り広げても不思議ではありません。

△3 ベストオーシャン(牡、鈴木正也厩舎)はゼンノロブロイ産駒で、能力検査では1着馬に離されてタイムも1分を切れませんでしたが、跳びが軽やかで乗りやすそうに映ります。発馬が改善されれば走破時計を詰めてきそうです。

△1 ロマンチックボーイ(牡、野田幸雄厩舎)はダノンシャンティ産駒で、能力検査では出遅れてマリンデュンデュンに5秒以上も引き離されました。しかしその後はゲート練習を重ねて追い切りタイムも詰めており、能力検査からの上積みはありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 5→2・4・3・1(4点)
3連単(1軸流し) 5→2・4・3・1(12点)

スーパードリームの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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