レース展望・予想

吉原騎手で臨むスピンオフ中心「能登里山里海賞」(金沢競馬)

2022/05/10

月、火曜日の2日間連続で開催されているゴールデンウイーク明けの金沢競馬。5月10日(火)の注目レースは第8レースのJRA交流「能登里山里海賞」(3歳・中央未勝利、金沢競馬場1500メートル)で、前回の能登禄剛崎賞よりもハイレベルな中央勢がそろいました。

◎4 スピンオフ(牝、JRA・小崎憲厩舎)は軽快な先行スピードを武器に、芝1200メートルの2歳新馬戦から5着と掲示板を外さない走りを見せ、ダート1200メートルに転向した2走目の未勝利牝馬戦でも5着、3戦目は逃げて7着と掲示板は外したものの、デビューからひとケタ着順を続けています。今回は約7カ月ぶりの実戦になりますが、4月終盤から栗東の坂路コースで乗り込まれており、久々を感じさせないシャープな脚さばきを見せています。初めての1500メートル戦がポイントになりますが、吉原寛人騎手の手腕で行きたがる気性をなだめながら先団をキープできれば、直線抜け出しが図れそうです。

○6 クリノセキトバ(牡、JRA・川村禎彦厩舎)は2歳新馬戦こそ10着でしたが、その後の未勝利戦では10戦連続でひとタケ着順を続けている堅実派です。昨秋以降芝の1800~2000メートルばかり使われていますが、ダートでも1800メートルで4着に詰め寄ったこともあります。地方交流戦は初参戦となりますが、実績面から考えると一枚上のレベルで、地方の小回りコースなら好位からしぶとく運べそうです。ここに向けての本追い切りでは併走馬に楽々先着する素軽い動きを見せており、約4カ月の休み明けを感じさせません。

▲7 イドロボニータ(牝、JRA・飯田雄三厩舎)は今年4月にデビューしたばかりで12着と厳しい結果に終わりましたが、スタートから先手争いに加わってスピードがあるところを見せました。レース中砂を被って嫌がるそぶりを見せていただけに、7頭立ての少頭数は歓迎で、中央より砂が深い地方コースに戸惑わなければ、金沢で一変する可能性は秘めています。

△3 バリューテーラー(牝、JRA・森田直行厩舎)はデビュー戦から先手を譲ったことがない快速系です。ダートを走るのは初めてとなりますが、発馬を決めてペースを握ることができれば際どい勝負に持ち込めそうです。

地元勢で唯一参戦の△5 スターフジサン(牝、加藤和義厩舎)は冬場の名古屋から減らしている馬体重の回復を狙って、1カ月ほどレース間隔を空けて立て直しが図られました。まだそれほど強い追い切りはかけていませんが、JRA勢相手に一矢報いることができれば、次開催の24日に行われる3歳重賞一冠目の北日本新聞杯(1700メートル)に向けて弾みがつきそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 4⇔6・7・3・5(8点)
3連単(フォーメーション) 4→6・7・3・5→6・7・3・5 6・7・3・5→4→6・7・3・5(24点)

能登里山里海賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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