レース展望・予想

三冠初戦はバウチェイサーが不動の中心「菊水賞」(園田競馬)

2022/04/07

7日(木)の園田競馬メイン第11レースに「第54回菊水賞」(3歳定量、園田競馬場1700メートル)が行われる。

◎6 バウチェイサー(牡、新子雅司厩舎)はゴールドジュニア(笠松)で2秒6差の大差勝ちを収めると、続く兵庫ユースカップでは地元馬を相手に6馬身差をつけて圧倒的な力の差を示した。特に前走は「1700メートルを考えたペースで運んだ」と笹田知宏騎手が話していたように、すでに菊水賞を想定したレースを行っていた。また馬体は前走がプラス19キロと余裕を残した体つきだったが、先々の三冠で勝負することを想定したもので、今回はきっちり太め感なく仕上げられている。三冠初戦は不動の軸と考えて良さそうだ。

相手探しは難解だが、○9 ベラジオボッキーニ(牡、坂本和也厩舎)を相手筆頭とみる。820メートルのデビュー戦では50秒を切る好時計をマークして圧勝しており、早くから素質の高さを評価されていた。兵庫若駒賞3着のあとは休養に出ていたが、復帰戦となった前走は道中掛かりながらでも最後まで鋭く伸びており、潜在能力の高さを示している。初めての距離に対応できれば好勝負になるだろう。

▲2 エイシンクエーサー(牡、橋本忠明厩舎)は兵庫ユースカップでバウチェイサーから離された5着だった。逆転までは厳しそうだが、今回は4戦4勝の田中学騎手が騎乗する。まだ気性的な幼さを残しており乗り難しい面があるようだが、乗り慣れた騎手に戻るのは大きい。

☆3 ベルレフォーン(牡、新子雅司厩舎)はまだ荒削りだが、スケールの大きさはデビュー戦、そして前走の勝ちっぷりが物語っている。前が流れる展開も向きそうだし、大一番で才能が開花する可能性を秘めている。

△4 アンサン(牝、木村健厩舎)はグランダム・ジャパン3歳シーズンを進む予定が、前走の若草賞(名古屋)で陣営が想定していたよりも大きく馬体が減っていたため、輸送競馬のない地元重賞に矛先を向けて来た。絶好の内枠で好位から脚をためることができれば一角崩しがありそうだ。

△5 エイシンクレモナ(牡、森澤友貴厩舎)は当初の除外候補から出走順が回ってきた。前走は急きょの乗り替わりで見せ場なく敗れたが、前走後は川原正一騎手が調教をつけており、手の内に入れている。2走前の勝ちっぷりを見ればここでも通用していい。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 6→9・2・3・4・5(5点)
3連単(1軸流し) 6→9・2・3・4・5(20点)

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(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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