レース展望・予想

直線勝負ならピエナレモン「タンポポ特別」(金沢競馬)

2022/04/03

4月の金沢競馬は毎週日、火曜の通常開催になります。3日(日)メインカードの第9レース「タンポポ特別」(A2級二組、金沢競馬場1500メートル)は、展開が読めない激戦ムードになっています。

◎9 ピエナレモン(牡4、井樋一也厩舎)は今季開幕戦を勝って、初のA級入りとなった前走のA2級二組でも中団から伸びて2着と連対を外しませんでした。元中央オープンの勝ち馬には離されましたが、直線外からしっかり脚を伸ばし浮上してきた内容は悪くありませんでした。追い切りでは元気いっぱいで、引き続き1500メートルを走れるのは歓迎。逃げたいメンバーがそろって先手争いが激しくなりそうなだけに、今回も中団位置で脚をためながらレースが運べれば、直線一気に弾けて抜け出せしてきそうです。

○6 ヴィトラス(セン4、高橋俊之厩舎)は前走のB1級一組でスタートから逃げた馬と馬体を併せてレースを進め、4コーナーで一旦引き離されながらも、ゴール前で伸び返して競り勝ってしまいました。これで開幕戦から2連勝中と勢いに乗っています。昨年末にこのクラスで走った時は先手争いに敗れて早々と失速してしまいましたが、前走のように逃げた馬を外からにらみながらレースを運ぶことができれば際どい勝負に持ち込めそうです。

▲8 ストロングフーヴス(牡5、金田一昌厩舎)は開幕戦のA2級一組で3着でしたが、直線外からしぶとく脚を伸ばして首位争いに加わっています。昨春はケガ明けもあって休み明けは凡走続きでしたが、今季は春先から動けて感触は良さそうです。連闘使いを避けたローテーションは理想的で、今回もA2級で走れてクラス面では有利。直線の追い比べ勝負になれば、底力の違いを発揮してゴール前迫ってきそうです。

△2 リードキングダム(牝4、黒木豊厩舎)は冬休み明けから7、6着と着外ですが、前走のA2級二組でもピエナレモンの後方から伸びてきており、走破時計も1分35秒台で悪くありませんでした。先手争いが激しくなりそうな今回は展開にも恵まれそうで、内々の経済コースを回って直線伸びることができれば、上位争いに加わってきそうです。

△5 メジャーシップ(牡11、佐藤茂厩舎)も冬休み明けとなった前走のA2級一組で4着でしたが、直線外から猛追してきた脚色には年齢的な衰えを感じさせませんでした。昨年は1500メートル以下の短距離戦の方が末脚の切れ味が増す印象があっただけに、連対圏に突っ込んできても不思議ではありません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔6・8・2・5(8点)
3連単(フォーメーション) 9→6・8・2・5→6・8・2・5 6・8・2・5→9→6・8・2・5(24点)

タンポポ特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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