レース展望・予想

重賞3連勝なるかアップテンペスト「東海クイーンカップ」(名古屋競馬)

2022/04/21

4月21日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「第28回東海クイーンカップ」(3歳牝馬、名古屋競馬場1700メートル)。

グランダム・ジャパン2022に組み込まれた地方全国交流のSP1に、遠征勢5頭を含めた12頭がフルゲートで激突する。好バトル必至だが、昨冬転入後、重賞4戦すべてオール連対を果たす◎11 アップテンペスト(井手上慎一厩舎)が軸に一番ふさわしい。セールスポイントは高く安定した先行力。最近2走ともに主導権を握って有利に自分の運びに持ち込んでいるが、梅桜賞を8馬身、前走・スプリングカップも快速先行を披露。重賞2連勝を難なく成し遂げ、確実にパワーアップしている。1800メートル戦を逃げ切っており、距離に当然不安はない。レース間隔が空いた割に調教、追い切りは軽めだが、控える三冠レースを見据えてのため。同タイプが多く、先制しにくい不利な外枠スタートにはなったが、控えるレースもいとわない。名古屋3歳シーンをけん引するこの馬が、重賞3連勝で“ダービー最有力候補”に改めて名乗りを挙げるか。

先行派が多く、展開は差し馬○6 ドミニク(後藤正義厩舎)に向きそうだ。2走前の梅桜賞でアップテンペストに8馬身差をつけられたが、距離不足の前走のオープン特別(1400メートル)を豪快にひとまくり。上昇気配がうかがえ、順調に使われてるアドバンテージもある。先行争い激化なら直線一気に突き抜けたゴールドW賞の再現だ。

もまれずに流れに乗れるかなど、注文が付く▲3 レイジーウォリアー(塚田隆男厩舎)も、11戦7連対の実力派。1月の新春ペガサスカップではアップテンペストを7馬身差をつけて完封している。ロスの少ない3枠スタートから先行態勢を築けば押し切りも狙える。

△1 グラーツィア(船橋・米谷康秀厩舎)はハイレベルなメンバーの南関東重賞参戦が多く、結果はいまいちな近況。ただ昨年10月の笠松・ラブミーチャン記念でしぶとく2着に逃げ粘った快走を東海ファンの脳裏に残っている。こちらも有力なV候補の1頭だ。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 11⇔1・3・6・8(8点)
3連単(フォーメーション) 11→1・3・6・8→1・3・6・8 1・3・6・8→11→1・3・6・8(24点)

東海クイーンカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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