レース展望・予想

圧倒的に斤量有利なステラモナークが中心「西宮えべっさんの酒特別」（園田競馬）

2021/12/14

14日（火）の園田競馬メイン第10レースに「西宮えべっさんの酒特別」（A1A2、園田競馬場1400メートル）が行われる。

◎2 ステラモナーク（牝4、新子雅司厩舎）は重賞5勝馬ながらクラスは現在A2。そのため、格上A1との混合戦になると別定戦で斤量の恩恵が大きい。そこに佐々木世麗騎手の3キロ減が適用されて前走は49キロ、今回は50キロとハンデ戦以上に斤量に恵まれている。今回も相手は大きく変わっておらず、前走つけた7馬身以上の差はそう簡単には縮まらない。夏場よりも調子を上げており状態面の不安もなく、4連勝が濃厚だ。

○8 ヘルシャフト（牡4、橋本忠明厩舎）は前走1年8カ月ぶりの出走で最後は脚が止まったが、馬っぷりの良さはさすがに元JRAオープン馬とうならせるものがあった。今回もステラモナークとの斤量差が7キロあり条件的には不利だが、一度叩いた効果で前走より差を詰めてこないか。

▲5 トウケイタンホイザ（牡4、有馬澄男厩舎）は1230メートルで軌道に乗ってきた印象だったが、前走はエイシンエンジョイ（笠松へ移籍）とナチュラリーの2頭が激しく競り合うことなく妙にペースが落ち着いて展開が向かなかった。今回はある程度前を意識した競馬になるだろうが、この相手でもどこまで通用するのか楽しみだ。

☆9 バイラ（牡6、小村正也厩舎）は昨年8月に兵庫へ移籍してきてからは同10月に挙げた1勝のみだが、入着を外したのは14戦してわずか2回と一線級相手でも差のない競馬を続けている。距離も問わずに末脚を発揮しており、ここでも大崩れはなさそうだ。

△10 ディアタイザン（牡4、碇清次郎厩舎）は11月22日に行われた能力検査では525キロと馬体にまだ余裕があったが、水準の時計が出ており力を出せる状態に仕上がった。目標は来年1月3日の新春賞だが、ひとまず結果を出したい。

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3連単（1軸流し）　2→8・5・9・10（12点）

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（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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