レース展望・予想

軽量アバシリルビーに期待「レディースカップ」（ばんえい帯広競馬）

2021/12/12

12月12日（日）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、準重賞「レディースカップ」（4歳以上牝馬選抜）が行われます。

最軽量700キロがアバシリルビー、フォルテシモ（牝4、坂本東一厩舎）など5頭、710キロがジェイカトレア（牝5、平田義弘厩舎）、720キロがナカゼンガキタ、アフロディーテ、トップハンデ730キロがミスタカシマ、シンエイボブ。オープンからB1級までの10頭で重量差は最大30キロあります。上位馬に有利な感はありますが、軽ハンデ馬にも好調馬が多くチャンスが見込めます。

◎4 アバシリルビー（牝4、金田勇厩舎）700キロを本命に推します。現在A2格付で今季3勝。3歳時にはばんえいオークスを制しています。2走前の4歳重賞・クインカップではニセコヒカルの2着と敗れていますが、1秒8の僅差。前走の五稜郭特別はA2昇級初戦でしたが先行し、逃げたギンジとの叩き合いの末、3秒3差の2着と健闘しています。課題であった障害のカカリが良くなっており、700キロの軽量と軽めの馬場なら逃げ切りが期待できます。

○3 ミスタカシマ（牝6、槻舘重人厩舎）730キロが対抗です。トップハンデですが、重賞6勝の実績上位。前走のドリームエイジカップでは障害を先頭で仕掛けたもののひと腰で切れず5番手からとなり、7着と敗れていますが、メンバー唯一の牝馬。1着シンザンボーイ、2着メムロボブサップら牡馬の一線級相手を考慮すると、レース前半の走りは好内容。牝馬限定戦なら力を見せつけます。

▲9 ナカゼンガキタ（牝7、松井浩文厩舎）720キロが3番手です。格付はA1で、今季は10戦して8勝、2着1回と好調馬の代表格といえます。叩き合いになれば勝負根性を発揮できます。

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馬単　4→3・9・2・8（4点）
3連単（フォーメーション）　4→3→9・2・8（3点）

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（文／小寺雄司）


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