レース展望・予想

差し脚堅実エムエスムーンが軸「ゴールドウィング賞」(名古屋競馬)

2021/11/30

11月30日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは、2歳チャンピオンシリーズ・未来優駿2021「第60回ゴールドウィング賞」(2歳、名古屋競馬場1600メートル)。

キャリアが浅い2歳戦で力関係がまだハッキリしない面が多い。しかも一長一短ある若駒ばかりで、1600メートルの距離経験も少ない。大混戦だが、レベルの高い認定競走を勝利している4頭が、V争いをリードしていきそうだ。

なかでも安定感一番は堅実差しに定評のある◎12 エムエスムーン(牝、竹下直人厩舎)。距離や流れや相手を問わず、ソツのないレース運びで決まって好位で流れに乗り、直線確実に脚を伸ばしてくる。最近3走の認定競走では1勝、2、3着各1回。すべてで馬券に貢献と、軸馬にぴったりの存在だ。前走の勝ち馬からコンマ4秒差3着は絶好の手ごたえで3~4コーナーを回ったが、直線で前が詰まり、ブレーキをかけて外に持ち出してから追う不利があった“展開負け”だった。レースや勝負事に“たられば”はないが大きなロスがあったのは否めなかった。主戦・村上弘樹騎手とのコンビも復活。スムーズな競馬で反撃だ。

その前走でシンガリ12着と大敗した○3 ミトノオオイ(牡、角田輝也厩舎)をどう評価するかもカギ。1番人気に推されたが、慣れない2番手の競馬で自分のリズムが作れなかったようだ。再度、同じ先行ライバルはいるが、先制しやすい内の3枠スタートが巻き返しへの好材料。勝ちパターンの主導権が握れるかが好走のポイントだ。

1戦ごとにメキメキと力を蓄え、前走で認定競走を勝利したセンスのある▲8 ゴールドスノー(牝、塚田隆男厩舎)も差はわずか。

また、モロさ同居も前走のようにもまれにくい外枠スタートが叶った△10 レイジーウォリアー(牝、塚田隆男厩舎)は軽視できない。

笠松勢では距離伸びていいタイプの△11 ドミニク(牝、後藤正義厩舎)にも注意が必要。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 12⇔3・8・10・11(8点)
3連単(フォーメーション) 12→3・8・10・11→3・8・10・11 3・8・10・11→12→3・8・10・11(24点)

ゴールドウィング賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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