レース展望・予想

快速タマモメルヘンが逃げ切るか「加賀四湯賞」(金沢競馬)

2021/11/09

月、火曜日の2日間連続で開催されている今週の金沢競馬。11月9日(火)のメインは第9レースのJRA交流「加賀四湯賞」(A2以下B1以上・中央1勝クラス、金沢競馬場1500メートル)で、7頭立ての少頭数になりましたが、6頭の中央勢はいずれもハイレベルで先手争いから目が離さないレースになりそうです。

◎6 タマモメルヘン(牝3、JRA・南井克巳厩舎)は6月に当地で行われた2走前に条件交流戦を逃げ切って未勝利を脱出しました。勝ちタイムの1分33秒6は破格で、2着馬に直線入口で並びかけられながらも押し切ったスピードはかなりの快速ぶりでした。その後中京のダート1200メートル戦を使いましたが、先手争いを繰り広げて6着と中央1勝クラスでも健闘し、再度金沢の条件交流戦に挑んできました。追い切りでは栗東の坂路コースなどで意欲的に乗り込まれており、2走前初勝利に導いた吉原寛人騎手が再び手綱を握るなら好勝負が期待できそうです。

○3 パルクールラン(牝3、JRA・小崎憲厩舎)は、2走前の函館ダート1700メートルを逃げ切って未勝利を脱出しており、今回のJRAメンバーで唯一中央で勝ち星を挙げています。札幌ダート1700メートルを使った前走は中央1勝クラスのペースの違いに戸惑ってしまい10着に沈みましたが、ハナを切るスピードは見せており、今回のメンバーではタマモメルヘンの強力なライバルになりそうです。約2カ月半ぶりの実戦となりますが、栗東の坂路コースで休まずに乗り込まれており、初めての地方の小回りコースに戸惑わなければ、先手争いを繰り広げて際どい勝負に持ち込めそうです。

▲1 ベルクハイム(牡4、JRA・天間昭一厩舎)は金沢で7戦6勝、2着1回と好成績を挙げて今春から中央へ戻った経歴があります。ここ2走は芝コースを使ってふた桁着順続きですが、新潟ダート1800メートル戦で4着まで詰め寄ってきた実績があり、時計がかかるダートなら中央1勝クラスでも通用する能力はあります。さらに相性がいい金沢コースなら先行して直線抜け出すレースも可能なだけに、スピードに勝る上位2頭の3歳牝馬に肉薄できるかもしれません。

△7 ウインググランダー(牡5、JRA・藤澤則雄厩舎)は園田で3勝を挙げて中央へ復帰した経歴があります。発馬に課題はありますが、中央1勝クラスでも後方一気の追い上げで4着に入った実績もあり、先団から離されずに追走できれば久々の地方コースで大化けする可能性は秘めています。

△2 ナリタムソウ(牡5、JRA・藤澤則雄厩舎)も園田で3勝して中央へ復帰してます。1勝クラスでは大敗続きですが、地方の小回りコースなら復調のきっかけがつかめるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 6⇔3・1・7・2(8点)
3連単(フォーメーション) 6→3・1・7・2→3・1・7・2 3・1・7・2→6→3・1・7・2(24点)

加賀四湯賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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