レース展望・予想

条件好転しプレゼンスを見直す「鹿島の森特別」(金沢競馬)

2021/10/12

月、火曜日の2日間で開催されている今週の金沢競馬、10月12日(火)のメインは第11レースの「鹿島の森特別」(A2級一組、金沢競馬場1500メートル)です。前回このクラスでまさかの凡走に終わったプレゼンスが巻き返しを狙います。

◎7 プレゼンス(セン7、加藤和宏厩舎)は7月に中央2勝クラスから移籍してきていきなり4連勝しました。2走前には元A級のケージーキンカメに競り勝っており、前走も当然1番人気に推されました。しかしスタートからの行きっぷりがもうひとつで、他馬に囲まれながらの先行となり、3コーナーから追い出しても手応えはすでにいっぱいで7着に敗れました。1700メートルに距離が延びたのもありましたが、終始内々を走らされたのが大きく影響したようです。今回は外枠からの発走となり、距離も走り慣れている1500メートルに戻って条件が好転しました。追い切りでも前走以上に力強い動きを見せており、不完全燃焼に終わった前走の悔しさを晴らしたいところです。

相手探しが難しいですが、○3 サツキジャスミン(牝4、佐藤茂厩舎)を狙います。5月に兵庫C1から転入してきていきなり2連勝。4戦目には牝馬準重賞の金沢クイーン賞を好位差しで制し、格上馬相手に金星を挙げました。A級昇級2走目となった前走は終始他馬に並びかけられながら逃げる格好になりましたが、直線に入ってもスピードは衰えることなく、2着に粘り込みました。それから1カ月以上レース間隔は空きましたが、追い切りをかけられるほど体調面は回復しており、状態は悪くなさそうです。今回も好勝負を期待します。

▲4 クールシャイン(牡4、鈴木正也厩舎)も再警戒は必要です。前走はプレゼンスを抑えて最内枠から先手を奪うと、そのまま先頭を譲ることなく4コーナーを先頭で回り、直線では勝ったストロングフーヴスとのたたき合いとなりました。クビ差及ばずの2着でしたが、一旦交わされながらもゴール前で伸び返す勝負根性を見せました。現状では前走のような前々で運ぶレースの方が合っているようで、距離は1500メートルに短縮されますが、今回も積極的に運べるなら、際どい勝負に持ち込めそうです。

△2 フューリアス(牡3、高橋俊之厩舎)は前回のこのクラスで古馬と初めての対戦となりましたが、後方から4着まで伸びてきました。スタートで出遅れてしまい、差しに回るレースになっても崩れなかったのは収穫で、本来のしぶとい先行力を生かすレースができれば巻き返してきそうです。

△9 ディセントファミリ(牡6、加藤和宏厩舎)は夏休み明けとなった前走でも後方からコーナーを駆け上がって3着まで追い上げてきました。先行激化の流れになるなら、直線外から一気の浮上もありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔3・4・2・9(8点)
3連単(フォーメーション) 7→3・4・2・9→3・4・2・9 3・4・2・9→7→3・4・2・9(24点)

鹿島の森特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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