レース展望・予想

連勝中プレゼンス、アーチキングが対決「鶴仙渓特別」(金沢競馬)

2021/09/29

9月最終週の金沢競馬、29日(水)のメインカードは最終第11レースの「鶴仙渓特別」(A2級一組、金沢競馬場1700メートル)。連勝中の好調馬同士の対決が見ものです。

◎2 プレゼンス(セン7、加藤和宏厩舎)は今夏に中央2勝クラスから転入後4連勝中と勢いに乗っています。A級へ昇級となった前走は3コーナー手前から元A級のケージーキンカメと馬体を併せてのマッチレースになりましたが、最後まで抜かせずに競り勝ちました。勝ち時計も優秀でさらに上のクラスでも活躍できそうな逸材です。今回は距離が1700メートルに延びますが、中央のダート中距離戦で2勝している実績から問題はなさそうで、好位追走から抜け出す正攻法のレース運びで5連勝を目指します。

○9 アーチキング(セン8、吉井敏雄厩舎)は出走取消明けもあって前走では馬体重を9キロ減らしていましたが、再び後方から一気にコーナーを駆け上がって4コーナーで先頭に抜け出す快勝劇を演じました。これで1700メートル戦は2連勝中で、勝って同条件の今回も期待できます。早めに先頭へ抜け出して押し切りを図るプレゼンスを目標に、レース終盤どこまで豪脚を発揮して追い上げてくるかが見ものです。

▲5 フューリアス(牡3、高橋俊之厩舎)は前走名古屋で行われた西日本ダービーに遠征し直線伸び切れず6着でしたが、終始先団に食い下がって、4コーナーでは6頭が横並びとなっての追い比べに加わり見せ場はありました。古馬との対戦は初めてとなりますが、サラブレッド大賞典2着など3歳重賞戦で常に上位争いしていたしぶとい先行スピードは魅力で、A級古馬相手にどこまで通用するか注目されます。

△7 マイネルパイオニア(牡4、松野勝己厩舎)も前走は盛岡で行われたせきれい賞へ遠征し、3~4コーナーまで2番手をキープして5着に粘り込みました。その後は小松温泉牧場に放牧に出されてリフレッシュして戻ってきました。先行だけでなく後方から追い上げるレースもこなせるタイプで、プレゼンスが後続を大きく引き離す展開になるなら、混戦の次位争いから抜け出してくるかもしれません。

△4 シンフジ(牡3、高橋俊之厩舎)は、2歳のJRA認定戦でフューリアスの2着に詰め寄っています。年明けに移籍した兵庫では1勝止まりと順調さを欠きましたが、金沢へ戻ってくれば鋭い決め手が発揮できそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 2・9→2・9・5・7・4(8点)
3連単(フォーメーション) 2・9→2・9・5・7・4→2・9・5・7・4(24点)

鶴仙渓特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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