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レース展望・予想
エイシンイナズマ注目の転入戦「パンパスグラスオープン」(笠松競馬)
2021/09/24
9月24日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「パンパスグラスオープン」(A級1組、笠松競馬場1600メートル)。
勝ち負けレベルの馬が多く、激戦ムードだが転入馬◎2 エイシンイナズマ(牡3、笹野博司厩舎)のいきなり劇に期待だ。ただ1頭の3歳フレッシュも、戦歴の方はなかなか。デビューした北海道では1勝に留まったが、兵庫移籍で素質が開花した。8戦すべてファンの馬券に貢献し、兵庫ダービーを含めて最近3走の重賞戦線で2、2、3着。コンスタントに勝ち負けを演じてみせる。あと一歩でタイトルを逃しているが、セールスポイントは高く安定した先行力と粘り。小回りコースに変わる東海地区への移籍は明らかに脚質にマッチし、プラスに働くだろう。転入戦は約3カ月半ぶりの実戦復帰になったが、最終追い切りで併せ馬の相手を子ども扱いにして、絶好のタイムでぶっ千切った。乗り込み量も多く、好仕上がりと判断できる。古馬相手の初対戦もレベルの高い北海道や兵庫でもまれた力を発揮できれば、当然好勝負だ。
連軸という点では○3 ニホンピロヘンソン(セン5、川嶋弘吉厩舎)が上回る。前走A級2組では8月の演習レースに続いて2着に甘んじたが、中団から上がり3ハロン37秒台の末脚を駆使して鋭く突っ込み、力の片りんをアピールした。移籍後は2勝だが、中央2勝馬で地方全国交流重賞・くろゆり賞(20年8月)で2着と連対をキープした実績派でもある。自粛明けをひと叩きしたのは上積みになる。もちろん勝ち負けに欠かせない。
▲8 シゲルグリンダイヤ(牡5、後藤佑耶厩舎)は典型的な差しタイプで2着の多いタイプも、直線勝負に持ち込めば出番が訪れる。
調教は軽めもハイレベルな南関東A2から移籍してきた実力馬△4 トイガー(牡5、伊藤強一厩舎)に、オープンでは成績いまいちも前走の勝ちっぷりが鮮やかだった△7 ヤマニンフレッチェ(牡6、森山英雄厩舎)も一撃十分。
<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 2⇔3・4・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 2→3・4・7・8→3・4・7・8 3・4・7・8→2→3・4・7・8(24点)
(文/中部地方競馬記者クラブ)
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