レース展望・予想

今年も主役は道営馬、中心はスティールノーヴァ「園田プリンセスカップ」(園田競馬)

2021/09/23

23日(祝・木)の園田競馬メイン第11レースに、グランダム・ジャパン2歳シーズン第1戦「第23回園田プリンセスカップ」(2歳牝馬定量、園田競馬場1400メートル)が行われる。

◎1 スティールノーヴァ(北海道・角川秀樹厩舎)はハイレベルなメンバーがそろったフルールカップで4着に入っており、スピードはこのメンバーでは1頭抜けている。スタートセンスが良く、逃げても良し、控えても良しと欠点が少ない。折り合いに苦労する場面が見られず距離延長でも問題なさそうだ。昨年のラジアントエンティに続いて今年も角川秀樹厩舎&吉村智洋騎手のコンビで連覇を決めるだろう。

○4 グラーツィア(北海道・田中淳司厩舎)はフレッシュチャレンジでスティールノーヴァの3着に敗れたが、次走を好時計で快勝している。リリーカップは前半の追走で苦労したが、直線でもう一度伸び返してきたあたり、距離が延びてよさそうだ。

▲2 アンサン(木村健厩舎)は母が11年園田プリンセスカップ2着のメイレディという良血。父ビッグアーサーからスピードを譲り受けて2戦とも楽な手応えで逃げ切っている。能力検査では砂を被せても嫌がる素振りを見せておらず控えるかたちでも大丈夫だが、ベストは逃げか。今回は強力な遠征馬相手にどこまで通用するのか試金石となる。

☆10 ベニヒメ(川崎・高月賢一厩舎)はデビュー戦で同厩舎の馬に敗れたが、2戦目できっちり勝ち上がった。ステラモナークやイグナイターなど園田で活躍馬を多く輩出しているエスポワールシチー産駒でコース適性は高そうだ。

△11 メイプルシスター(大山寿文厩舎)は820メートルのデビュー戦で出遅れて2着だったが、その後1400メートルではきっちりスタートが決まっており、ゲートの不安は解消されている。馬っぷりが良く、しまいの脚がしっかりしており将来性は地元馬の中では最も高いと見ている。重賞でどのような走りを見せるのか期待したい。

△12 シルバーブリス(盛本信春厩舎)は集中力に課題がありまだ荒削りな印象だが、前走をまくり切って勝っていることから奥は深い。砂を被らない外枠に入ったのも好材料で、一発があるならこの馬か。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 1→4・2・10・11・12(5点)
3連単(1軸流し) 1→4・2・10・11・12(20点)

園田プリンセスカップの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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