レース展望・予想

展開利見込めるアングレーム中心「おとめ座特別」(名古屋競馬)

2021/08/31

8月31日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「おとめ座特別」(B級1組、名古屋競馬場1400メートル)。

上位馬の評価差わずかで激戦ムードだが、好調をキープする◎8 アングレーム(牝6、藤ケ崎一人厩舎)に連軸の期待だ。中央時に新馬戦Vに、1勝クラスで2着のキャリアも持つ実績派は名古屋移籍後は勝ち切れない走りが多かった。しかし夏前から確実に調子を上げてきて最近4走では3、2、1、1着。特にB級昇級後は連勝中。2走前は逃げ切りに、前走は中団から鮮やかな差し切りと、能力、センスも改めてアピールする。メンバーを見ると逃げ、先行タイプが多い。自在性があって、控えるレースもいとわないこの馬向きの構成とも言える。初めてのB1特別参戦だが中央戦歴から引けは取らない。中心視したい。

同タイプぞろいで注文は付くが、先制叶えば○4 マルグレーテ(牝4、坂口義幸厩舎)の押し切りは十分。B級への昇級戦がいきなり難敵ぞろいの1組に編成されたが、当地4走すべて先制する名うてのスピード派。前走の勝ちっぷり、時計も上々。同タイプを制してハナを切れるかが、好走のカギだ。

余勢魅力は前走で2着に9馬身差をつけた▲6 シンゼンストロング(牡5、竹下太厩舎)。マイペースの逃げに持ち込んで自分のレースに持ち込んだのもあるが、中央1勝の底力の証でもあった。当地にも慣れてきており、勢いに乗ってあっさり連勝も可能。

ゆったりとしたローテーションで、備え十分で臨む△1 ケンシ(牡4、安部幸夫厩舎)は諸刃の剣とも言える1枠スタートが鍵になる。典型的な差しタイプで、包まれずに上手く馬群をさばき切りたいところ。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 8⇔1・4・6・9(8点)
3連単(フォーメーション) 8→1・4・6・9→1・4・6・9 1・4・6・9→8→1・4・6・9(24点)

おとめ座特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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