レース展望・予想

トップハンデのメイプルグレイトが勝利に最も近い「摂津盃」(園田競馬)

2021/08/13

13日(金)の園田競馬メイン第10レースに「第53回摂津盃」(園田競馬場1700メートル)が行われる。ハンデ重賞ではあるが上と下のハンデ差はわずか3キロ。実力拮抗の12頭がそろった。

◎8 メイプルグレイト(牡6、北野真弘厩舎)はオープン特別6勝の実績でトップハンデの57キロを背負うが、2走前には58キロを背負って勝利しており斤量に不安はない。前走の金沢スプリントカップは揉まれる展開で力を発揮できなかったが、地元馬同士の一戦なら気分よく運べるだろう。兵庫の主力級が不在で重賞初制覇のチャンスを迎えた。

○3 タマモサザンクロス(牡7、玉垣光章厩舎)は短期放牧を挟んでここを目標に仕上げられた。坂路でしっかり乗り込んで来ており状態は万全。初めての1700メートルで折り合いに不安はあるが、積極的な競馬で先行できれば面白い1頭だ。

▲12 ディアタイザン(牡4、碇清次郎厩舎)は昨年の兵庫ダービー馬だが、前走A2を勝ち上がったばかりで古馬の一線級と戦うのは今回が初めて。55.5キロというハンデが見込まれたのか、軽いのか判断しづらいところではあるが、要はマイペースで運べるかどうかだけ。内のタマモサザンクロスの出方次第では2番手追走というかたちになりそうだが、それでも折り合いを欠くことはない。調子の良さを生かしたい。

☆1 コスモバレット(牡6、石橋満厩舎)は、はがくれ大賞典でエイシンニシパから3/4馬身差の2着、兵庫大賞典でジンギから1秒差の5着と中距離重賞で安定して力を発揮できており、重賞では欠かせない存在となった。前走後はここ一本を目標に入念に乗り込まれている。極端な道悪は合わないが、先行できれば好勝負になる。

△2 エイシンナセル(牡9、北野真弘厩舎)は同厩舎のメイプルグレイトよりも調子の良さが際立ち、9歳馬だが今が最も充実している。今回も展開次第にはなるが、追い比べの展開になると浮上してくる。

△11 ドライヴナイト(セン8、新子雅司厩舎)は園田金盃4着、兵庫大賞典3着と実力はトップクラス。できれば内枠でロスなく立ち回りたいところだが、外枠でも陣営はまったく気にしていなかった。追い切りはこれまでで最も動いており、調子の良さでカバーできそうだ。

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馬単 8→3・12・1・2・11(5点)
3連単(1軸流し) 8→3・12・1・2・11(20点)

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(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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