レース展望・予想

前走圧巻Vのブルーヘスターに注目「かんむり座特別」（名古屋競馬）

2021/07/20

7月20日（火）の名古屋競馬メイン第11レースは「かんむり座特別」（B級1組、名古屋競馬場1600メートル）。

A級候補生の好素材ぞろいでハイレベルなV争い。だが鋭い決め脚がセールスポイントの◎1 ブルーヘスター（セン4、坂口義幸厩舎）に一番魅力を感じる。当地転入後、4戦3勝、3着1回と好成績。唯一、3着に留まった3走前も、甘いスタートで不利な最後方からのレースを余儀なくされながら外から追い込んだもの。昇級戦だった前走は、中団から早めの抜け出しを決めて大差勝ちとド派手なVで大きくアピールした。持ち時計比較でも上位の存在でもある。強敵ぞろいの初めての1組特別参戦でも不安よりも期待感が上回る。

実績上位は○4 グットクルサマー（セン6、安部幸夫厩舎）。中央1勝馬で、昨年10月の笠松での条件交流戦（1勝クラス・1400メートル）で1馬身差2着に追い込んだ実力派だ。スタートで出遅れながら鮮やかにまくった前走B級5組の完勝が、まさに力の証。多くの面で上積み材料がある移籍2戦目。互角のV候補と言える。

▲10 ツルマルオーソ（牡4、宇都英樹厩舎）も差はわずか。事実、2走前のC級1組特別ではブルーヘスター相手に華麗な逃亡劇で勝利している。転入後、無傷の4連勝中とまだ底を見せてもいない。マイル戦で不利な大外枠スタートだが、注文通り先制が叶えば押し切り十分。

直線で確実に伸びる末脚が売りの△9 ビオロンスコッツ（牡4、藤ケ崎一人厩舎）も当然、軽視できない。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　1⇔4・8・9・10（8点）
3連単（フォーメーション）　1→4・8・9・10→4・8・9・10　4・8・9・10→1→4・8・9・10（24点）

かんむり座特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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