レース展望・予想

決め手の違い見せるトーセンレビュー「金沢スプリントカップ」(金沢競馬)

2021/07/13

日、火曜日の通常開催で行われている今週の金沢競馬。13日(火)メインの最終第12レースには「第19回金沢スプリントカップ」(金沢競馬場1400メートル)が行われます。

昨年までは東海・北陸・近畿地区交流として行われていましたが、今年から地方全国交流となり、このレース過去5度制している兵庫勢だけではなく、南関東や北海道からも短距離に実績ある強豪馬が参戦してきました。

浦和から参戦の◎9 トーセンレビュー(牡4、浦和・小久保智厩舎)は鋭い決め手を武器に、姫路1400メートルで行われた今年2月の兵庫ウインターカップで2着、名古屋1400メートルで争われた4月の東海桜花賞ではハナ差の接戦を制して重賞初制覇を飾っています。その後の川崎と大井の1600メートル戦で苦戦が続きましたが、右回りの1400メートル戦はもっとも得意としている条件。前走時から中11日とあまり間隔がないために強い追い切りはかけられていませんが、浦和の右回りの調教日に入念に乗り込まれて体勢は整っています。姫路や名古屋よりも直線が長い金沢コースならさらに決め手の違いを発揮できそうです。

兵庫から参戦の○3 メイプルグレイト(牡6、兵庫・北野真弘厩舎)は、地元A1(A2混合含む)で4連勝中の上がり馬です。前走は3コーナー先頭から直線に入って後続を引き離し、ゴール前外から伸びてきた2着馬の猛追をしのいで押し切っています。トーセンレビューには5着に敗れた今年2月の兵庫ウインターカップで先着を許していますが、逃げた馬を2番手からマークして直線抜け出す勝ちパターンを確立している今の状態なら差は縮められそうです。

北海道から参戦の▲1 イダペガサス(牡6、北海道・田中淳司厩舎)はダートグレード競走で苦戦していますが、地方馬同士の交流戦なら見直しは必要です。逃げるだけでなく差す競馬もこなせるタイプで、1400メートル戦は久々になりますが、多頭数の最内枠さえ克服できれば好勝負になっても不思議ではありません。

地元勢では△7 ネオアマゾネス(牝4、松野勝己厩舎)に期待です。前走の日本海スプリントは2着に敗れましたが、終始追い通しの手応えで先手を争いながらも最後までスピードが落ちなかったのは驚異でした。放牧明けだった前走時に比べて状態も上向いており、スタートを決めてペースを握ることができれば、ハクサンアマゾネスの猛追を振り切った徽軫(ことじ)賞の再現があるかもしれません。

△2 ウインオスカー(牡8、金田一昌厩舎)も余力残しで逃げ切った転入初戦の勝ちっぷりから、さらなる上積みが見込めます。元中央オープン馬の意地を見せられるか注目です。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 9⇔3・1・7・2(8点)
3連単(フォーメーション) 9→3・1・7・2→3・1・7・2 3・1・7・2→9→3・1・7・2(24点)

金沢スプリントカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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