レース展望・予想

得意のマイルでキクノゼファー「ゆり特別」(名古屋競馬)

2021/07/12

7月12日(月)の名古屋競馬メイン第11レースは「ゆり特別」(A級2組、名古屋競馬場1600メートル)。

上位馬の評価差わずかも、復帰戦を鮮やか逃げ切りで飾り絶好発進した◎2 キクノゼファー(牡6、川西毅厩舎)が軸馬に一番ふさわしい。ポン駆けがきく気性で雨馬場も苦にしないタイプとは言え、前走の1400メートル戦を1分27秒5と抜群のタイムをマークし、3馬身差つけて堂々押し切った。主導権を握れた展開利もプラスに作用したが、改めて地力をアピールした。1ハロン延長する当地マイル戦は、9戦4勝、2着4回、3着1回と歓迎材料。好調モードの連闘策も買い材料で軸に期待したい。

逆転候補筆頭は実績上位の○6 トリマゴラッキ(牝5、竹下直人厩舎)。3月のA級2級特別戦から勝ち切れない善戦止まりの走りが続いているが、オープンや昇竜戦。前走もオープンで勝ち馬から1秒差3着なら悪い内容でない。展開や流れに左右される典型的差し馬で突き抜け切れないが、条件が緩和した久々の2組戦。さばきやすい少頭数6頭立てで、待望の久々勝利をうかがう。

強さとモロさが同居するタイプだが▲3 メモリーパール(牝5、塚田隆男厩舎)は軽視できない。不発続きの近況も、同条件同距離の4月の2組では好位から鮮やかに抜け出し、キクノゼファーらを相手に勝利した。スムーズに流れに乗れるかが、一番のポイントになりそうだ。

転入2戦目の前走、きっちり前進した△4 ガーネットローズ(牡6、安部幸夫厩舎)は再度すんなり逃げられそうな構成。マイペースの逃げに持ち込めば押し切りも狙える。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 2⇔3・4・6(6点)
3連単(フォーメーション) 2→3・4・6→3・4・6 3・4・6→2→3・4・6(12点)

ゆり特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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