レース展望・予想

スピード上位サブノタマヒメが押し切るか「石川門カップ」(金沢競馬)

2021/07/06

日、火曜日の通常開催で行われている今週の金沢競馬。7月6日(火)のメインは最終第12レースの「石川門カップ」(3歳、金沢競馬場1700メートル)です。金沢デビュー馬による3歳準重賞で、今年は施行時期が1カ月ほど早まり、8月15日に行われるサラブレッド大賞典へのトライアル戦になっています。

◎1 サブノタマヒメ(牝、金田一昌厩舎)は、古馬と初めての対戦となった前走のB2級一組でも1番人気に推されました。最内枠から先手を奪い後続を引き連れながら逃げましたが、ゴール手前で脚色が一杯になってしまい、3着に敗れました。石川ダービーでも4着と馬券に絡むことができませんでしたが、金沢デビュー馬による3歳牝馬重賞のノトキリシマ賞を6馬身引き離して勝っていることから、今回の条件ならスピード上位の存在です。連闘で再び最内枠からの発走になりましたが、4コーナーを先頭で回って直線の叩き合いに持ち込めれば、根性娘が本領を発揮しそうです。

○8 フューリアス(牡、高橋俊之厩舎)は石川ダービー3着後に、高知優駿へ初めて遠征しました。初の輸送競馬が堪えたのかマイナス10キロと馬体重を減らしてしまい、結果は8着と奮いませんでしたが、他地区の強豪にもまれたことは今度の糧になりそうです。帰厩してからあまり日数がないため、今回は軽めの調整になりましたが、金沢デビュー馬同士なら勝ち負けは当然です。サブノタマヒメとは2歳時からこれまで6回対戦して、石川ダービーなどで2回先着しており、競り勝てない相手ではありません。

▲5 キラメキビジョン(牡、加藤和宏厩舎)は3歳になってもスタートに苦労していますが、前走は3コーナー過ぎからエンジンが掛かると、直線さらに伸びて差し切り勝ちを決めました。粗削りですが潜在能力は秘めており、出遅れても追走で手こずる心配が少ない1700メートル戦なら、直線一気に脚を伸ばして、前で競り合う上位2頭を捕らえてしまうシーンがあるかもしれません。

△6 サンアミー(牝、吉井敏雄厩舎)も末脚の鋭さには定評があります。勝ち切れないレースが続いていますが、前崩れの展開になるならキラメキビジョンとともに浮上してくる可能性があります。

△3 アサマヤマブシ(牡、黒木豊厩舎)はここ2走が掲示板外ですが、同期の地元デビュー馬が相手なら復調のきっかけをつかめるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 1⇔8・5・6・3(8点)
3連単(フォーメーション) 1→8・5・6・3→8・5・6・3 8・5・6・3→1→8・5・6・3(24点)

石川門カップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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