レース展望・予想

地力断然マツリダスティール「はまなす賞」(盛岡競馬)

2021/06/29

29日(火)盛岡競馬メイン第12レースは、オパールカップトライアルの準重賞「はまなす賞」(3歳、盛岡競馬場芝1600メートル)。

◎7 マツリダスティール(牡、菅原勲厩舎)は昨年、盛岡芝で4戦4勝。京王杯2歳ステークスGII(10着)にも挑戦し、2歳馬ながら最優秀ターフホースに選ばれました。今シーズンはダート戦を叩いてJRA中京・白百合ステークスへ遠征。逃げ馬が不在だったため押し出される格好で逃げましたが、直線一杯で7着。初の2000メートルもこたえました。その遠征疲れもなく、はまなす賞へエントリー。59キロと抜けたハンデを背負いますが、地力の違いは明らか。順当に制し、来たる芝の地方全国交流・オパールカップへ向けて弾みつける一戦です。

○9 リップクリーム(牝、菅原右吉厩舎)は芝1000メートルの2歳新馬戦を3馬身差で完勝し、4戦目の芝1600メートルでマツリダスティールの1馬身半差2着。ダートは3着1回が最高ですから典型的なターフホース。今季はほとんどが重賞で結果は出ませんでしたが、今回は待ちに待った芝が舞台。馬場が荒れていないのも好材料で次位筆頭と見ます。

▲11 キヨラ(牝、板垣吉則厩舎)は中央2戦未勝利から転入後、2勝をマーク。半兄イチダイは北海道1勝、岩手1勝から中央入りして2勝を挙げました。父がエピファネイア、母は芝4勝(ダート1勝)と芝替わりは望むところ。一気に素質を開花させるか。

△8 トキノレーヴ(牝、千葉幸喜厩舎)はダートもこなしますが、小柄な牝馬で芝歓迎。

△4 フレンドロマン(牝、櫻田康二厩舎)は中山芝1200メートルで2着1回の実績があります。

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馬単 7→9・11・8(3点)
3連単(フォーメーション) 7→8・9・11→4・8・9・10・11(12点)

はまなす賞の出走表はこちら

(文/松尾康司)


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