レース展望・予想

真価問われるエイシンヨッシー「神姫バス杯」(園田競馬)

2021/06/17

17日(木)の園田競馬メイン第11レースに「神姫バス杯」(A2一組、園田競馬場1870メートル)が行われる。

◎7 エイシンヨッシー(牡5、橋本忠明厩舎)は課題のゲートが前走も決まらず2コーナー過ぎからロングスパートを狙ったが、最後は転入初戦で見せたような末脚を発揮できなかった。ただこの馬はJRA時代に1800メートルで2勝しているように、もともとは中距離以上で力を発揮するタイプ。この距離なら多少出遅れたとしても巻き返せる。ここは本領発揮となるだろう。

○1 エイシンガネーシャ(牡4、森澤友貴厩舎)はA2の1870メートルの番組がなかなか組まれず、3日の日刊スポーツ賞六甲盃も除外となったためここまで間隔が空いたが、乗り込みは入念に行われている。兵庫転入後1870メートル戦は初めてになるが、スタミナは古馬のなかでも上位クラスのものがあり距離はまったく苦にしない。エイシンヨッシーが後方でもがくようなら逆転の可能性も秘める。

▲3 バンローズキングス(牡5、松平幸秀厩舎)はここに来て上昇ムード。前走は馬体が絞れ、得意のイン回りの競馬ができたことで5着と前進を見せた。今回も笹田知宏騎手が連続で騎乗しており、前走以上の結果を期待したい。

☆6 イスズイーグル(牡8、大塚信次厩舎)も前走2着と好調。パドックでは馬っ気がキツく映るが、レースでは掛かる面が見られずゴール前はしっかり顔をのぞかせている。ここ2走に比べると相手は強化されているが、調子の良さに期待したい。

△4 イチノフリオーソ(牡6、田中範雄厩舎)は調教駆けしており、いつ走ってもおかしくない状態。距離延長でも苦にするタイプではなく、むしろ少頭数で落ち着いたペースになれば前残りが狙える。

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馬単 7→1・3・6・4(4点)
3連単(1軸流し) 7→1・3・6・4(12点)

神姫バス杯の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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