レース展望・予想

障害巧者アフロディーテ前進必至「ジュノー特別」(ばんえい帯広競馬)

2021/06/12

6月12日(土)のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「ジュノー特別」(A2級)が行われます。

前開催のA2級・旭岳特別から3着アフロディーテ、5着ノエルブラン、6着オールラウンダー(牡6、長部幸光厩舎)など6頭、選抜のスタリオンカップからミノルシンザン、4歳オープンのライラック賞からブラックサファイアなどによる10頭立てです。

旭岳特別組が格、力量とも上位といえますが、確たる本命は不在で難解な一戦。週末の十勝地方は好天で馬場は砂煙が上がりますが、時計の競馬になりそうです。

◎7 アフロディーテ(牝6、西弘美厩舎)650キロを本命に推します。今季は4戦して3着2回、4、5着各1回で未勝利ですが、2回の馬券圏外も、カーネーションカップはシンエイボブの8秒7差の4着、つつじ特別はハクタイホウの9秒2差の5着と、すべて掲示板内の安定した走りを披露しています。前走の旭岳特別はマルミゴウカイ、ハクタイホウ、ノエルブランら先行力ある同型が多く厳しい展開。1着カネゾウに続く障害を2番手で切りましたが、ココロノタカラに差し切られ3着に敗れていますが、改めてその先行力と障害巧者ぶりを見せつけました。今回は当時の1、2着馬が不在なら逃げ切りに期待がかかります。

○9 ノエルブラン(牡7、槻舘重人厩舎)670キロが対抗です。先行力と障害力には定評があります。極端に忙しい競馬になるとゴール前で失速することもありますが、今回は馬場の回復が見られます。道中で息が入る展開になった時には粘りを発揮するタイプです。

▲8 ジェイカトレア(牝5、平田義弘厩舎)650キロが3番手です。近2走は、つつじ特別ではハクタイホウの11秒8差の6着、旭岳特別はカネゾウの23秒差の8着と大敗していますが、今回は障害巧者のアフロディーテ、ノエルブランの間に挟まれた枠で、障害次第のこの馬にとっては歓迎材料になります。

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馬単 7→9・8・4・10(4点)
3連単(フォーメーション) 7→9→8・4・10(3点)

ジュノー特別の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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