レース展望・予想

昇級でも逃げてアドマイヤホルン「紫陽花賞」（水沢競馬）

2021/05/30

30日（日）水沢競馬メイン第11レースは「紫陽花賞」（B1、水沢競馬場1600メートル）。

◎1 アドマイヤホルン（牝7、小西重征厩舎）はA級からB2級へ降格。メンバーが大幅に緩和され、圧巻の3連勝。いずれもワンサイドで逃げ切りを決めています。今回はB1へ昇級した上、好調馬、格上馬がずらり。包囲網はかなり強力ですが、絶好の1番枠を引き当てたのは強運。同型がいても強気に攻める一手。4連勝へ王手をかけました。

○8 カナタ（牝4、千葉博次厩舎）は昨年10月、中央未勝利から転入後、連対パーフェクトを継続中。今季もスタートから3連勝を飾り、前走は2000メートル戦へエントリー。ツーエムアリエスと先行争いを演じ、同距離では珍しくハイペース。カナタには厳しい流れになりましたが、2着を死守。敗れて強しの内容でした。過去3戦3勝の水沢1600メートルへ戻り、首位奪回に燃えています。

▲3 コスモジョイジョイ（牡9、吉田司厩舎）は通算17勝をマークする古豪。今季始動を4月まで遅らせ、初戦は後方のまま11着に終わりましたが、ひと叩きされて反応が一変。2番手の積極策から3着に粘りました。これで復活の手ごたえ十分。逆転首位まで考えられます。

△11 ライレローズ（牝6、伊藤和忍厩舎）は中央芝1勝、2着1回、3着4回から転入。ダート対応がネックでしたが、難なくクリア。ここでも怖い存在です。

△4 サンエイフラワー（牝5、鈴木七郎厩舎）は切れる末脚が武器。ここ2戦は入着止まりですが、ペースが速くなれば一気に台頭。

△7 アップバング（牡6、村上昌幸厩舎）は前回快勝で弾みがつきました。

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馬単　1→11　（ボックス）　1・8・3（7点）
3連単（フォーメーション）　1・8→1・3・8・11→1・3・4・8・11（18点）

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（文／松尾康司）

 


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