レース展望・予想

カンムル距離延長で真価発揮なるか「癒しのミニアルバム「off」発売直前記念」(金沢競馬)

2021/05/11

月、火曜日の2日間連続で開催されている今週の金沢競馬、5月11日(火)の注目カードは第11レースの「癒しのミニアルバム「off」発売直前記念」(B1級三組、金沢競馬場1500メートル)で、南関東の元オープン馬が金沢で復活を目指します。

◎8 カンムル(牡7、金田一昌厩舎)は3歳時に南関東で戸塚記念と埼玉新聞栄冠賞の重賞を2連勝した実績があり、6歳まで南関東のオープンでしのぎを削ってきました。今年に入ってA2クラスでも苦戦が続いていたため、4月下旬に金沢へ移籍となりました。金沢ではB2級からのスタートとなり、近走の不振ぶりから転入初戦はどうかと心配されましたが、2コーナー手前で先手を主張して先頭へ抜け出すとどんどん後続を引き離し、終わってみれば2着以下を7馬身も置き去りにする圧勝劇でした。破格の勝ちタイムを叩き出し、まだ勝ちっぷりに余裕があったことから、B1級にクラスが上がっても問題はなさそうで、1500メートルに距離が延びることで、さらに真価を発揮しそうです。

○3 アイムワン(牡6、加藤和義厩舎)は笠松で勝ち切れないレースが続いていましたが、4月に金沢へ転入してくると、いきなりB2級一組で差し切り勝ちを決めました。後方から徐々にポジションを上げて、直線で逃げた馬も捕らえてしまう強い勝ちっぷりで、中央未勝利から兵庫、北海道、笠松と渡り歩きましたが、金沢でやれる手応えをつかみました。カンムルも含めてほとんどのメンバーがゴールデンウイーク開催からの連闘になりますが、前開催を自重してここへ臨んできたローテーションは理想的で、引き続き1500メートル戦なら再度決め手の違いを発揮しそうです。

▲5 カネコメヒカル(牡5、佐藤茂厩舎)は前走のB2級一組で単勝1番人気に推されて久々の白星が期待されましたが、追い上げ届かずの2着でした。勝ち切れませんでしたが、上がり3ハロンのタイムは今年最速で、直線の切れ味は増しています。今回も追走で離されないのがポイントになりますが、直線に向けば確実に伸びてくるタイプで、今回も連絡みはありそうです。

△6 サステイナビリティ(セン5、高橋俊之厩舎)は開幕戦から休みなく使われていますが、前走も直線しぶとく脚を伸ばして2着に入るなど善戦が続いています。相手が強くなりましたが、直線の追い比べ勝負になるなら上位進出が狙えそうです。

△7 フェイスタロー(牡4、金田一昌厩舎)は船橋からの移籍馬で、転入初戦は内枠でもまれて6着と力を出し切れませんでしたが、外枠なら変わり身があるかもしれません。

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馬単 8→3・5・6・7(4点)
3連単(1軸流し) 8→3・5・6・7(12点)

癒しのミニアルバム「off」発売直前記念の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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