レース展望・予想

7連勝トップロイヤル登場「金沢スプリングカップ」(金沢競馬)

2021/04/25

今週の金沢競馬は日、火曜日の通常開催になります。25日(日)のメインは第11レースの古馬による重賞「第31回金沢スプリングカップ」(金沢競馬場1900メートル)になります。

◎7 トップロイヤル(牡4、高橋道雄厩舎)がいよいよ重賞に挑みます。A1級一組となった前走は、向正面から仕掛けて外から4コーナーを先頭で回ると、直線半ばでイリュージョニストに差し返されながらも、ゴール前で再び伸びて7連勝を達成しました。3歳春にデビューと遅咲きながらも、わずか1年あまりでトップクラスまで上り詰めたのは素質が高い証拠です。1900メートルは初めてとなりますが、今回も持ち前の持久力と勝負強さが発揮できるなら、8連勝で重賞制覇も夢ではありません。

○5 ファストフラッシュ(牡6、鈴木正也厩舎)は前走のJBCイヤー記念で、逃げたハクサンアマゾネスのスピードについていけず離された2着でした。結果的には完敗でしたが、勝ち馬が強すぎただけで、ハイペースの流れでも最後まで2番手を死守した内容は悪くありませんでした。これまでの勝ち星は1700メートルまでで、それを超える距離になると連対はありませんが、好調さをキープしている今年の状態なら、好勝負が期待できそう。以前に比べて折り合い面の不安もなくなっており、早めに仕掛けてくるトップロイヤルと併走しながら4コーナーを回ることができれば、激しい直線のたたき合いを演じてくれそうです。

転入初戦勝ちを飾った▲4 エイシンレーザー(牡6、佐藤茂厩舎)も魅力があります。前走は1700メートル戦でやや距離が短いかと思われましたが、終始余裕がある手応えで先行して、終わってみれば2着を8馬身離す圧勝劇でした。中央在籍時も芝の長距離を使われていてスタミナには自信があり、距離が1900メートルに延びるのは歓迎です。上位2頭が直線で脚色がいっぱいになるなら、ゴール前抜け出すチャンスがあります。

△2 トウショウデュエル(牡9、佐藤茂厩舎)は前走のJBCイヤー記念でも3着とまだ本来の勢いが見られませんが、昨年の百万石賞や中日杯で2着に好走した実力から、1900メートル戦なら見直しは必要です。コーナーを一気に駆け上がってくる本来の末脚が発揮できるかもしれません。

転入2戦目で一変した△8 ビーハグ(セン9、吉井敏雄厩舎)も不気味な存在です。相手は強くなりましたが、前走のトライアル戦と同様に前崩れの展開になるなら、終盤怒濤の追い上げで浮上してきそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 7⇔5・4・2・8(8点)
3連単(フォーメーション) 7→5・4・2・8→5・4・2・8 5・4・2・8→7→5・4・2・8(24点)

金沢スプリングカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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