レース展望・予想

2歳王者アイバンホーの相手探し「北日本新聞杯」(金沢競馬)

2021/04/18

今週の金沢競馬も通常の日、火曜で開催されます。4月18日(日)のメインは第11レースの金沢3歳重賞戦の一冠目「第29回北日本新聞杯」(金沢競馬場1700メートル)になります。

◎1 アイバンホー(牡、金田一昌厩舎)は冬休み明けとなった前走の若駒賞で、いきなり後続を大差引き離す圧勝劇を演じました。初めての遠征となった昨年末の全日本2歳優駿JpnI以来となる約3カ月ぶりの実戦とあって、ゲート内で暴れる仕草も見せましたが、4コーナー大外を回って直線先頭に立つと、追うごとに着差を広げていく強い勝ちっぷりでした。引き続き追い切りでは古馬を相手に先着する抜群の動きを見せていて、2歳時に金沢ヤングチャンピオンで唯一接戦を演じたライバルのサブノタマヒメは21日に名古屋で行われる東海クイーンカップ(1800メートル)に向かうため不在なら、再び圧勝劇が期待できそうです。

注目は相手探しで、若駒賞で2着だった○4 フューリアス(牡、高橋俊之厩舎)が有力視されます。今年開幕戦ではスタートしてからの行きっぷりがもうひとつで5着に敗れましたが、前走の若駒賞では逃げたエムザックベールの2番手を追走する本来の先行スピードを発揮できました。軽めの調整だった前走に比べて、今回は古馬と併せられてしっかり追い切られており、強敵アイバンホーとの着差は縮められそうです。

▲6 リードキングダム(牝、黒木豊厩舎)は若駒賞で、前を走るアイバンホー、フューリアス、エムザックベールの3頭に道中ついて行くのが精いっぱいの4着でしたが、開幕戦で直線外から伸びてサブノタマヒメの2着に詰め寄った内容から、距離は延びた方が良さそうです。1700メートル戦の方がペースが落ち着いて追走も楽になるだけに、本来の末脚を生かすレースに徹することができます。

今回もペースを握るのは△8 エムザックベール(牝、加藤和義厩舎)になりそうです。今年は開幕戦から4、3着と連対はありませんが、4コーナーまで勝ち馬に食い下がって見せ場は作っています。1700メートル戦は2歳時の金沢ヤングチャンピオンで7着に崩れていますが、スタートも問題なくなった今の状態ならマイペースの逃げに持ち込んで粘り込むことは可能です。

△9 ファイナルネイア(牝、加藤和義厩舎)は今春に笠松から移籍してきてまだ白星はありませんが、前走のJRA未勝利交流戦で中央勢を相手に4着まで追い上げてきた内容から、前崩れの展開になるなら出番があるかもしれません。

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3連単(1軸流し) 1→4・6・8・9(12点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)


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