レース展望・予想

良血リンガーの大駆けに期待「ヤングレディースリミテッド」(姫路競馬)

2021/03/31

31日(水)の姫路競馬メイン第11レースに「ヤングレディースリミテッド」(3歳牝馬、姫路競馬場1500メートル)が行われる。兵庫デビューの牝馬限定戦で、Aクラスは55キロ、Bクラスは54キロ、Cクラスは53キロを背負う。

◎8 リンガー(土屋洋之厩舎)は半姉が19年関東オークスJpnIIで4着のローザノワールという良血。四肢が柔らかくきれいな跳びをしており、デビュー前から陣営の期待が高かった。デビュー3戦目で初勝利を挙げ、前走のアッパートライでは1700メートルで4着と姉同様に距離が延びてさらに力を発揮できる印象を受ける。今回は4カ月半ぶりのレースになるが、中間は放牧先で入念に乗り込まれて初戦から力を出せる状態。園田で行われる3歳重賞・のじぎく賞を目標にしており、ここは賞金を加算するためにも勝利を期待したい。

○6 フセノチェリー(盛本信春厩舎)は世代最初のJRA認定アッパートライを勝利して以降未勝利だが、5戦すべて重賞を使って4着3回と善戦しており、ここでは実績最上位。父ストロングリターンで小柄な牝馬だけに、初めての1500メートルと55キロが微妙にこたえそうで2番手評価としたが、素質の高さでカバーしてくるだろう。

▲9 マルカフォルトゥナ(橋本忠明厩舎)は兵庫クイーンセレクションで地元馬最先着の2着。実力はフセノチェリーと双璧をなす。この馬も前走がマイペースに運びながら最後差されたあたり、本質的に1500メートルはやや長い。中1週で強行軍になるが、今回は牝馬限定戦で実力通りに走れば十分勝ち負けになる。

☆3 スマイルジャスパー(飯田良弘厩舎)の前走・兵庫ユースカップはスタート後にトモを落としてまったく自分の競馬ができなかった。しかしそれ以外は8戦すべて5着以内と堅実さは評価できる。理想は3走前のように逃げるかたちで、今回はスタートをしっかり決めたい。

△1トーセンカクジツ(雑賀伸一郎厩舎)は姫路開催で好調が続く。前走はマルカフォルトゥナから半馬身差の3着で、今回の相手でも上位争いに絡めそう。内枠でもすんなり出脚がつけば、ここでも差のない競馬ができそうだ。

△4 ファーストライズ(栗林徹治厩舎)は牝馬特有の切れ味があり、前が止まる展開になれば入着以上があるかもしれない。

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馬単 8→6・9・3・1・4(5点)
3連単(1軸流し) 8→6・9・3・1・4(20点)

ヤングレディースリミテッドの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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