レース展望・予想

長期休養明けで快勝したデザートナイト「沈丁花特別」(水沢競馬)

2021/03/27

27日(土)水沢競馬メイン第11レースは「沈丁花特別」(A級三組、水沢競馬場1600メートル)。

◎5 デザートナイト(セン8、櫻田康二厩舎)は昨年3月、B1戦で2着にまとめましたが、4戦目で脚部不安が発生。戦線離脱を余儀なくされました。当初、1月11日に復帰予定でしたが、降雪のために開催取り止め。前走が仕切り直しの一戦でした。7頭立て6番人気ながら鮮やかなまくりを決めて快勝。水沢1600メートル巧者ぶりを如何なく発揮しました。今回は相手が骨っぽくなりましたが、前走と同じ水沢マイル戦。減っていた体重も本来の姿と解釈すれば連勝態勢と見ていいでしょう。

○3 ナムラバンザイ(牡6、齋藤雄一厩舎)は高知から再転入。最下級C2編入で相手が大幅に緩和。5勝をマークしました。ただ終盤は伸びを欠いて冬休み前最終戦5着。休み明け初戦はデザートナイトと同様、ブービー人気でしたが、巧みなレース運びで2着確保。十分戦力になることを証明しました。伯仲メンバーですが、前走の走破タイム最速も強調材料となります。

▲10 アルカサル(セン8、工藤裕孝厩舎)は気性難を抱えているため好、凡走の落差が激しいタイプですが、前走は大外から一気に伸びて3着。レース最速の上がりを駆使しました。今回も待機策に徹し、直線勝負に賭けます。

△4 マリーツァ(牝6、櫻田康二厩舎)は先行しての粘りが身上。前走は久々がこたえて4コーナーで一杯でしたが、ひと叩きされて良化確実。

△2 アドマイヤメジャー(牡4、小西重征厩舎)は中央未勝利ながら芝で2着2回、3着4回。4カ月ぶりでも底力が不気味。

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馬単 5→3・10・4・2 3・10・4→5(7点)
3連単(フォーメーション) 3・5→3・4・5・10→2・3・4・5・10(18点)

沈丁花特別の出走表はこちら

(文/松尾康司)


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