レース展望・予想

ブンブンマル重賞3連勝なるか「中京ペガスターカップ」(名古屋競馬)

2021/03/09

3月9日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「第5回中京ペガスターカップ」(3歳、東海地区デビュー馬、名古屋競馬場1600メートル)。

先の地方全国交流重賞・スプリングカップを好位キープから難なく抜け出し、仕留めてみせた◎12 ブンブンマル(牡、川西毅厩舎)がもちろん主役だ。元日の新春ペガサスカップに続く重賞連勝で、名古屋の3歳戦線のけん引役を大きくアピール。折り合って好位からそつなくレースを運び、そして直線で鮮やかに抜け出してみせる。レースセンスと力を誇示する走りだった。中1週のローテーションだが疲れはなく中間ムードは上々。勝負付けが済んでいる相手が多く、有利なメンバー構成でもある。重賞V3を決め、さらにタイトル戦線をリードしていく。

相手探しがポイントになるが、昨年10月のゴールドウィング賞でブンブンマルを振り切った○3 ダイセンハッピー(牝、今津博之厩舎)の先行力にやはり一番食指が動く。新春ペガサスカップではまさか8着失速を喫したが、その後放牧でひと息入れて立て直している。併せ馬で動いた最終追い切りからリフレッシュした効果もうかがえ、持ち前のスピードと粘りを発揮するか。

前走スプリングカップではシンガリ大敗した▲5 フーククリスタル(牡、錦見勇夫厩舎)も巻き返しを狙う。前走は手探り面があった転厩初戦で、しかも好走パターンの主導権が握れず、敗退は必然だった。ベテランの丹羽克輝騎手を配し、徹底逃げで反撃を誓う。

勝ちみの遅いタイプだが、堅実に伸びる末脚がセールスポイントの△1 ヌーベルアヴニール(牡、原口次夫厩舎)も馬券に欠かせない。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 12→1・3・4・5(4点)
3連単(1軸流し) 12→1・3・4・5(12点)

中京ペガスターカップの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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