レース展望・予想

キングレイスターが転入後初勝利へ「雨水特別」（名古屋競馬）

2021/02/22

2月22日（月）の名古屋競馬メイン第10レースは「雨水特別」（A級6組、名古屋競馬場1600メートル）。

実績上位の◎7 キングレイスター（牡7、原口次夫厩舎）が、転入2戦目で今度こそだ。中央からの移籍戦だった前走は、距離不足の1400メートルに、あおったスタートとなって終始外々を回らされるロスも大きかった。鋭く追い上げて迫ってみせたが、軽快なペースで逃げた勝ち馬との0秒2（1馬身）差2着は“展開負け”と言えた。それでも中央2勝クラスで入着キャリア（20年10月京都ダート1800メートル・5着）の力の片りんを見せる、次につながる走りでもあった。コース慣れなど多くの面で上積みがあり、200メートルの距離延長も中距離が主戦場だっただけに望むところ。しかも強敵不在の有利なメンバー構成。当地初勝利のチャンス到来だ。

○8 コマガイム（牡5、藤ケ崎一男厩舎）も200メートルの距離延長がプラスに作用する。勝ち星こそないが末脚自慢の同馬にとって【0・5・2・10】とマイルは得意の舞台。前走は10着大敗に終わったが直線勝負に持ち込めば、巻き返しが可能。

一方、先行勢に有利なペースなら▲9 アナザードリーム（セン5、坂口義幸厩舎）に出番が訪れる。モロさが同居するタイプだが、前走のようにすべての勝ち星を飾る主導権奪取なら、昇級初戦でもの期待が持てる。不利な外枠スタートも先制できるかが好走への鍵になる。

走りに自在性が出てきた好調馬△3 ユウストレート（牝5、角田輝也厩舎）に、地力ある△10 キョウワスピネル（牡6、宇都英樹厩舎）も一発を秘める。

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馬単　7→3・8・9・10（4点）
3連単（1軸流し）　7→3・8・9・10（12点）

雨水特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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